これまでの資本主義はお金をどうやって循環させるかの担い手を金融機関に委ねてきましたが、どうやらそうした旧来のお金の流れが変化しようとしています。

 国民や企業が目先使わないお金は銀行に預けられ、銀行はそれを資金のニーズがある企業や個人に融資する(間接金融)ことでお金を循環させて資本主義の発 展に寄与してきました。銀行の金利に甘んじることなく更に大きなリターンを求める個人や企業は株式投資によりキャピタルゲインを得る行動をとり、直接的に 資金ニーズの大きな企業に資金が回ることになります(直接金融)。

 そうした一連の金融の仕組みはITの発展で様変わりになり、今やオンライン証券の登場でコンピュータでの株式投資は日常茶飯事となり、FXというアイテムも簡単に売買できる時代となっています。


 これまでなかなか進展してこなかった融資の分野も既にクラウドファンディング(WEBによる資金調達)が米国で圧倒的な普及を見せる中、日本においても本格普及の前夜を迎えつつあります。


 個人はこれまで銀行の低金利に甘んじてきましたが、これからはより利回り重視のクラウドファンディングが新たな運用先として登場する世界です。当面の対 象は不動産になると思われますが、その担い手となる上場企業も登場しており、日本での普及も本格化するものと期待されます。

(私が執筆する有料メルマガではそうしたクラウドファンディング企業として活動を開始したある上場企業(ロジコム社)を取り上げておりますので宜しくご購読を賜りましたら幸いです。)

(炎)


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