梅の花満開の季節の到来です。桜の便りももう間もなく届く春爛漫の季節の中で株式相場は堅調な推移が見られます。
 但し、上がっているのはインデックスのみ。ファーストリテイリングやファナックなど指数をリードする銘柄の上昇が全体指数にも影響しているようです。

 個別はまだまだ二極化しています。短期急騰銘柄には調整の動きが見られ、まちまちの展開。食品や建設の内需系に加え化学、鉄鋼などの素材系、動きのなかった商社や金融などの堅調ぶりが光っています。
 ポートフォリオ構築でこうした銘柄が入っていればいつの間にか資産が増えていたということになるものと思います。


 会社四季報の春号が堅調相場に一役買っているのかどうかはともかくまともに業績が良いという銘柄には素直に資金が流入しているようです。PER、PBR、配当利回りのうち3月は配当取りの季節で配当利回り重視の動きが見られるようです。
 無配株を売り、高配当利回り株を買う動きが見られます。株高とは言ってもちゃんと銘柄選定して投資家は賢く運用しているのかも知れません。


 今しばらく続くと想定される春爛漫の上昇相場を皆さんとともに見守っていくことに致します。


(炎)

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