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東京個別指導学院(4745)研究会便り

2015/01/21 11:10 投稿

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ベネッセHD傘下の小中高生向け個別指導塾を展開する東京個別指導学院のスモールミーティングに出席しました。
 同社は創業オーナーであった馬場氏が株式をベネッセHDに売却し、譲りうけた親会社ベネッセと連携の下で、新規教室の開校と生徒数の拡大、新規サービスの展開など積極的な経営に転換し業績向上が見られます。


 同業他社に比べ低迷していた株価は2013年から上昇を開始し、その上昇率は2014年に一段と高まり200円どころから490円という高値まで2倍以上の値上がりを示しました。
 アベノミクスで打ち出されたお孫さんへの教育資金について1500万円までの非課税贈与が可能となった(2015年末までの時限立法)ことが株価の上昇につながりました。2014年の株価上昇は業績の向上を反映したものです。

 ここに来てやや調整傾向が見られますが、中計に沿った業績向上が順調に続いていますので再度見直しの可能性があります。当面は300円前半までの下落を想定したとしても現状の業績推移から推定するとそれ以上の下落は考えにくい状況です。

 3Qまでのサマリーでは
1)3期連続の増収増益を達成
2)さらなる成長のフェーズへ「個別指導塾」
3)来期以降につながる事業の開始
ということがポイントになります。

 とりわけ注目は4つ目の新規事業であるクラスベネッセ(進研ゼミを教材として活用する1対4の新型個別指導)を開校し、今後積極的な展開を図る意向であ ることです。既存の個別指導塾の順調な拡大に加えて、新規事業(サイエンス教室・Benesse文章表現教室とクラスベネッセ等)の展開加速で同社の業績 は一段と拡大に弾みがつきそうです。


 ここでの調整局面は買い場となると期待されます。時価339円、時価総額184億円、今期予想PER20.2倍、PBR2.68倍、配当利回り2.36%、今期予想経常利益16億円、来期予想経常利益23億円、無借金、保有現預金59億円。

 安定した財務状況の下で利益成長を図れる機会が到来しており、今後の業績向上が期待されます。このあたりが株価を下支えすると見られます。(4745・研究会)


*4745研究会は炎のファンドマネジャーが個人的に結成したバーチャル上の研究会です。現在、研究会メンバーを求めております。メンバー希望者は億の近道運営事務局に参加希望としてお送り下さい。炎のファンドマネジャーから改めてご連絡を申し上げます。

 炎のファンドマネジャー氏は昨年、「Mの会」(メディビックグループの研究会)を個人的に結成。既に有志数名の方との交流がスタートしています。今後、 様々な企業の研究会をメルマガという媒体を用いてバーチャル上で立ち上げていく計画ですので、億の近道の読者の皆様もご興味あればご加入頂ければ幸いで す。(会費は基本的には無料です。リアルな会合もありますのでその際は実費を頂きます。)


1)2369Mの会会員募集!!
   事業の現状と将来について徹底分析、本社訪問、役員交流会開催予定

2)4745研究会会員募集!!
   今後の事業展開についての徹底分析、株価評価研究、本社訪問


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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