先週、創刊から数えて発刊3000号を越えた億の近道に、予想だにしない吉報が届いたようです。創刊来の執筆者の一人としていつの間にか3000号を越えていたという話は感慨深いのですが、まぐまぐ大賞の受賞は喜びもひとしおです。
 これもひとえに億の近道に集まった執筆陣、並びに長年にわたり孤軍奮闘、雨が降ろうが雪が降ろうと大震災が起きようと黙々とまじめに配信の継続に携わってきたNPO法人、イノベーターズフォーラムの松田氏の存在があればこその3000号達成です。
 また、億の近道を長年にわたり支えて頂いてきた創刊来の愛読者の皆様、推定延べ百万人もの読者の存在があっての「億の近道」だと思っております。


 これからもこの栄誉に恥じない執筆活動に邁進して参りたいと改めて気を引き締めております。思い起こせばバブル崩壊で疲弊した株式市場の復活を祈ってのメルマガ発行に起源がある「億の近道」。
 メルマガがまだ一般に知られていなかった時代に私を含む発起人が活動協力者に呼びかけての発刊でした。
 継続こそ命。時にあきらめかけた執筆を後押しして頂いた松田氏やその時々で支えて頂いた多くの執筆陣、友人、支援者に心より感謝申し上げます。


 億の近道のネーミングは松尾芭蕉の「奥の細道」に由来していることは旧知のことですが、メルマガに親しみを持って頂きたいと願ってこのネーミングを決めたことは間違っていなかったと思っています。
 奥の深い株式市場の様々な出来事を冷静に眺めながら少しでも前向きに株式投資してほしいとの私の願いは、これまで多くのコンテンツを生み出す原動力に なってきました。上がったり下がったりと変化の激しい株式相場と向き合う中で、できるだけ中立的な立ち位置を維持しながらのコメントを皆様にお送りしてき ました。
 多くの企業と接点を持ってきた私のアナリスト活動から得られる企業情報のエッセンスが多少でも皆様にお役に立ってきたのなら幸いです。


 創刊3000号を達成した「億の近道」が4000号、5000号へと向かっていけるように今後も努力を重ねて参りますので、読者の皆様には引き続きご愛読を賜りますようお願い申し上げます。

(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)