株式投資の王道は成長株投資。まったく海のものとも山のものとも分からないような銘柄に投資して果たして成果が上がるのか？

　でも人間不思議なもので、どこどこが買うから上がるよ、この事業が急成長しそうだから今の内に買っておけとは、需給側のコメントやわがままにつられて投資して、実際には上がらないな・・。とか困ってしまうケースもよくあります。

　最近市場で密かに話題となったＳＯＬ（６６３６）もその一つ。ファイナンスをして株価を上げて、収益を上げて好循環をつくりだすのが関係者の狙いであろうかと思いますが、そう簡単にはいかないのも世の常。
　誰それさんが上がると言っているから買いなさいとか本末転倒の意見を言う関係者につい騙され、いつまでもつきあってしまう多くの投資家には、まず会社を知りなさい！！と言いたい。

　先般開催された決算説明会ではアナリスト各位がしつこく質問していましたが、私も同社の事業（スーパーソルガム事業）を理解するには時間がかかると思っ ています。たくさんの疑問がある一方で、夢のような技術が背景となっているのであれば創薬ベンチャーと同様の発想で評価もできると思っています。

　株価はボックス圏の下限ゾーンにあり、ここからの下落は考えにくいとは思いますが、株価はなかなか上向かないまま推移しています。

　株式市場ではこの株をどう評価しているのでしょうか。

成長期待のある材料株でしょうか？

単に投機の対象としてしか見てないのでしょうか？

　今期決算は赤字。スーパーソルガム事業の売上は糖液と種子の販売に分かれて今期から１１．５億円が計上され、来期にかけ開花してくるというポジティブな 材料を信じていいのか、日興証券ＯＢの宮嶋社長が繰り広げる手品のようなビジネス展開が今後の株価にどう反映されるのかと首を長くして待っておられる投資 家も多い筈。
　ここではあせることなく、じっくりと開花するタイミングを待つことにしましょう。

時価３３３円　直近安値３２９円　直近高値４２８円

（炎）

追記）ＳＯＬの会社側との一問一答を、有料メルマガ「炎の投資情報」１２／８配信号に掲載しています。１２／１２までにお申し込み＆入金いただくと、１２／８配信号をもれなく差し上げます。
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