有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=「日本の株式市場は株価の上昇期に入ってきたように感じられる状況です」=
(有料メルマガ第210回・2013/1/15配信号)
※注 2013年1月現在の内容ですので留意下さい。
去年の11月15日以前の日本の株式市場なら、米国市場などで株価が下がると、日本市場の株価が上がるようなことはほとんどありませんでした。
また、日経225や個別株でも、寄り付きから株価が下落傾向にあると、そのまま安くなって、大引けにかけて株価が寄り付きの株価を上回ることは、めったにありませんでした。
しかし最近は、前場まで株価が安くても、後場に入ると一転して高くなるようなケースが頻繁に見られるようになりました。
まだまだ多くの投資家が疑心暗鬼の状況で、おそるおそる株を買っている中で、強気で攻めの姿勢を貫いている投資家は、かなりの好成績を確保していることが、ネットで多くのブログをみていると、感じられるようになりました。
自分の投資している銘柄群も、寄り付きから下げていても、後場から高くなるものも多くなり、そろそろ上げ終わって休みの期間に入ったかなどと考えて、他の銘柄にシフトすると、手放した銘柄が翌日から大きく上昇して、ホゾを噛むことが多くなりました。
これからの研究銘柄にしたいと考えて、いくつかの銘柄のIRに質問をしてみました。帝国電機製作所と同じように、株価が大きく下落したアルコニックスについても質問してみました。
アルコニックスは確かに前期比減益予想ですが、株価が2000円どころから1100円近くまで、半値近くも下落するような業績ではありません。
アルコニックスの出身母体の双日が、アルコニックスの株を手放していることはEDINETなどで見て知っていましたが、今回、双日とアルコニックスの関係をIRに質問してみて、すでに資本関係がゼロになっているということを知りました。
つまりアルコニックスの株価が暴落した理由は、双日の売りと、株価の下落に恐れをなした他の投資家の追随の売りによって引き起されたのだと考えました。 双日の出資はすでにゼロになっているとのことで、これからは株価に関係なく売ってきた双日の売りが一切出てこないということは、アルコニックスの株価に とっては朗報だと思います。
一旦株価が大きく下がってしまうと、その影響が薄れるまではなかなか株価は反発しません。投資環境が悪かったことも、株価の重石となりました。
しかし、この業績で、この株価は安すぎると考えた投資家が恐る恐るアルコニックスの株を買い始めると、どうしても売らなければならない双日のような大株 主以外の投資家は、もしかしたらアルコニックスの株価は業績などから考えた適正な株価に戻り始めたのかもしれないと、やはり少しずつ資金を投下し始めま す。
『半値戻しは全値戻し』※という相場格言があるように、アルコニックスの株価は投資環境の好転もあり、戻り続ける可能性が充分あると感じるようになりました。
※株価が値下がり幅の半分まで回復してきた(半値戻し)ということは相当の上昇エネルギーを持っているはずだから、今後全値(それまでの高値)まで戻るものだ、という考え方
【中略】
年末のテーマ型銘柄研究として取り上げたドラッグストア3社(マツモトキヨシホールディングス、ココカラファイン、カワチ薬品)の株価の動きを見ていると、ある日突然、大きく下げて、翌日は大きく反発してしまうというようなことが交代のように起こります。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガはこのほかにも特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」があります。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、世界中にニーズがある強い製品を持ち、今後の好業績が期待でき、低PER低PBRで、人気の株主優待企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「『善く戦うものは、不敗の地に立ち而(しか)して敵の敗を失わざるなり(=戦上手は、自軍を絶対不敗の態勢に置いて、しかも敵の隙 は逃がさずとらえるのだ)』という孫子の兵法に学んで、60歳からの株式投資戦略を実行するには最高の投資環境にあるのではないだろうか」と題し、定年後 における投資のあり方と考え方そして戦略を、自身の経験に基づいて示唆しています。また、決算短信発表後に株価が上昇している今後の研究銘柄候補5銘柄に ついても言及しています。
今週金曜までに購読された方には、もれなく今週配信号も差し上げます。
是非この機会にご購読下さい。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=5007 ★NEW!(2013/1/15配信号)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244
過去サンプル(コラム)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4935 ★NEW!(2014/4/1配信号)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
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※注 2013年1月現在の内容ですので留意下さい。
去年の11月15日以前の日本の株式市場なら、米国市場などで株価が下がると、日本市場の株価が上がるようなことはほとんどありませんでした。
また、日経225や個別株でも、寄り付きから株価が下落傾向にあると、そのまま安くなって、大引けにかけて株価が寄り付きの株価を上回ることは、めったにありませんでした。
しかし最近は、前場まで株価が安くても、後場に入ると一転して高くなるようなケースが頻繁に見られるようになりました。
まだまだ多くの投資家が疑心暗鬼の状況で、おそるおそる株を買っている中で、強気で攻めの姿勢を貫いている投資家は、かなりの好成績を確保していることが、ネットで多くのブログをみていると、感じられるようになりました。
自分の投資している銘柄群も、寄り付きから下げていても、後場から高くなるものも多くなり、そろそろ上げ終わって休みの期間に入ったかなどと考えて、他の銘柄にシフトすると、手放した銘柄が翌日から大きく上昇して、ホゾを噛むことが多くなりました。
これからの研究銘柄にしたいと考えて、いくつかの銘柄のIRに質問をしてみました。帝国電機製作所と同じように、株価が大きく下落したアルコニックスについても質問してみました。
アルコニックスは確かに前期比減益予想ですが、株価が2000円どころから1100円近くまで、半値近くも下落するような業績ではありません。
アルコニックスの出身母体の双日が、アルコニックスの株を手放していることはEDINETなどで見て知っていましたが、今回、双日とアルコニックスの関係をIRに質問してみて、すでに資本関係がゼロになっているということを知りました。
つまりアルコニックスの株価が暴落した理由は、双日の売りと、株価の下落に恐れをなした他の投資家の追随の売りによって引き起されたのだと考えました。 双日の出資はすでにゼロになっているとのことで、これからは株価に関係なく売ってきた双日の売りが一切出てこないということは、アルコニックスの株価に とっては朗報だと思います。
一旦株価が大きく下がってしまうと、その影響が薄れるまではなかなか株価は反発しません。投資環境が悪かったことも、株価の重石となりました。
しかし、この業績で、この株価は安すぎると考えた投資家が恐る恐るアルコニックスの株を買い始めると、どうしても売らなければならない双日のような大株 主以外の投資家は、もしかしたらアルコニックスの株価は業績などから考えた適正な株価に戻り始めたのかもしれないと、やはり少しずつ資金を投下し始めま す。
『半値戻しは全値戻し』※という相場格言があるように、アルコニックスの株価は投資環境の好転もあり、戻り続ける可能性が充分あると感じるようになりました。
※株価が値下がり幅の半分まで回復してきた(半値戻し)ということは相当の上昇エネルギーを持っているはずだから、今後全値(それまでの高値)まで戻るものだ、という考え方
【中略】
年末のテーマ型銘柄研究として取り上げたドラッグストア3社(マツモトキヨシホールディングス、ココカラファイン、カワチ薬品)の株価の動きを見ていると、ある日突然、大きく下げて、翌日は大きく反発してしまうというようなことが交代のように起こります。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガはこのほかにも特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」があります。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、世界中にニーズがある強い製品を持ち、今後の好業績が期待でき、低PER低PBRで、人気の株主優待企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、「『善く戦うものは、不敗の地に立ち而(しか)して敵の敗を失わざるなり(=戦上手は、自軍を絶対不敗の態勢に置いて、しかも敵の隙 は逃がさずとらえるのだ)』という孫子の兵法に学んで、60歳からの株式投資戦略を実行するには最高の投資環境にあるのではないだろうか」と題し、定年後 における投資のあり方と考え方そして戦略を、自身の経験に基づいて示唆しています。また、決算短信発表後に株価が上昇している今後の研究銘柄候補5銘柄に ついても言及しています。
今週金曜までに購読された方には、もれなく今週配信号も差し上げます。
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