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魅力的な日本

2014/04/21 10:42 投稿

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いつもは政治家や役人の悪口ばかりでガス抜きをさせていただいていますが、だからと言って日本を出て行きたいなどとは「これっぽっち」も考えていないのが情けない、笑えるところです(苦笑)。

 東京の下町で生まれ育ち、夕方6時半頃には商店街のコロッケが半額になる日常に親しんできましたし(笑)、仕事で海外に行った際に水に中って体調を崩し たり、時間感覚が違って腹を立ててみたり、また洋食が続いた時などは味噌汁やラーメンが頭から離れないなどなど、私にとっては日本はど~考えても住みやす い。・・・と、いつも思います。

 そんな中で、住居費や食費などの基礎的生活コストがもう少し低ければ良いのにと思っています。土地に余裕のある(例えばアメリカなど)国では随分と広い 家が安く手に入りますし、ヨーロッパなどでも家庭で使う食材などは結構安く感じます。それが日本では、小さな住まいを得るために人生を掛けて借金をしつつ 職を失わないようパワハラに耐え、とは言え賃貸にしても結構な費用負担だし、地震が来たらどうしよう?とか、食材以外でも光熱費やちょっとした生活にかか る費用も案外高いです。そんなかんなで、カミさんももっと節約してくれないかなぁ~?などと…色々考えるものの、まあカミさんから見れば「もっと働きが良 いかと思ったが残念」と言うところかもしれません(笑)。
 読者の皆様も色々と頑張っていらっしゃるはずで、メルマガでガス抜きしている場合じゃないと、時々反省しています。

 そんな中で今後の日本に就いて、最近は幾つかの点で将来の景色が見えつつあるかな?などと感じています。

 例えば住宅につきましては、都市部にあって収益物件としての価値がある家は利回りの観点からも貴重な財産であることに変わりありませんが、比較的不便な 地域にある家は今後は余ってくるはずです。今までは人口が増えなくても核家族化や単身世帯の増加による住宅供給が継続していましたが、これからは人口が着 実に減っていきますから、住宅も収益性の観点がクローズアップされ易くなるのでしょう。
 もちろんインフレヘッジ目的の不動産保有は大事ですが、それも効果を発揮するのは収益性のある立地が前提です。入居者の見込めない不動産は幾ら金余りで も価格が付きません。もうちょっと落ち着いてくると住居コストも下がる?または住まいへの選択肢が増えてくるように感じます。
 水島寒月さんも書いていましたが、これからは「不動産が確実に値上がりする」って時代では無く、下手に住宅を購入すると不良資産化してしまう懸念もあります。高齢化に伴ってコンパクトシティー化も進むでしょうから住環境
(住居コストも)は変化してゆくのではないでしょうか。10年後の住宅事情って今までとは相当違っているのではと感じます。

 何よりも、安全そして安心な日本を維持していくことが住環境には大切なことなのでしょう。いつ爆弾が落ちてくるか分からない・・・なんて生活は、私の世代では既に想像するくらいしか出来ません。

 食品については多少の円安になったとしてもEPAやTPP等の進展により、また農業の生産性向上や取引の効率化などが進むことで、当面はあまり心配しなくて良いのではないかと考えています。
 もっとも、アメリカ人が食料や資源を無駄喰いしなければ世界的にも飢餓が減りますが(笑)、食料の生産性の向上には日本はもっと世界に貢献できると思い ます。世界中で(為政者達の欲求を満たすための)紛争が続いていますが、そんな中でも日本に求められているのは平和的な貢献なのでしょう。

 それと今の日本には高齢者(ベテラン)の活躍できる場が少なく感じます。何と言ってもその経験に基づくノウハウは日本の貴重な財産です。それをみすみす キムチ国家や一党独裁国家に盗み取られて日本製品が売れなくなるなんて残念で仕方ありません。この高い倫理観と経験満載のノウハウを如何に無駄にしないか が今後の日本を形作る上でとても重要であるはずと感じます。

 少し前に書いた受験時期の変更案?なども組み合わせて、色々と試行錯誤があっても良いのではと思います。例えば、受験時期を2月から11月に変更し12 月には結果を出してしまう。まずはこれにより降雪などによる受験時の混乱を回避できますし、正月も家族とゆっくり過ごせます。その後、高校3年生なら進学 や就職まで、または浪人するにしても3月までの3ヶ月間を大人(または社会人)としての研修期間として、その講師をベテランにお願いする…などはどうで しょう?
 長い経験の中での成功や失敗、社会の中で生きていくための規律、悲喜こもごもの人生感や技術などを若者に伝えられれば、若者が今後の人生を考える上でも とても貴重なものとなるのではないでしょうか。この研修により大人としての自覚を持ってもらい、同時に心の強い若者になってくれるなら、それは貴重な3ヶ 月間となるでしょうし日本国にとっても将来の大切な担い手を育てる機会になると思います。

 親が言うことなど反発して聴こうとはしないのでしょうが、他人の話しなら面白いかも知れません。

 最近はギスギスしたところばかりがクローズアップされる日本ですが、じっくりと見れば我々にとってこんなに住みやすい国は他にありません。良いところを 見ようとする目が、良いところを利用しようとの発想がより良い将来を作りますし、実は将来性の高い投資対象を見つける目を養う一番の方法なのかも知れませ ん。

(街のコンサルタント)

(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)

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