有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
(有料メルマガ第80回・2010/7/6配信号)
【前略】
株価が上がっていく原因には実にいろいろなことがあります。赤字だった企業が黒字化するときは、株価が見直されて大きく上がる場合も多いです。そのよう なタイミングを、大きな過去の業績の変化と株価の変動を比べることで見つけ出すことが出来れば、有効な武器になると思ってチェックするようにしています。
【中略】
株価があまりにも安くなると、企業の価値が無くなってしまったように思えて不安になります。株価が更に安くなっていくのではないかという大きな恐怖で、投売りしてしまいたい誘惑に駆られることも出てきます。
こんなときは、皆既日蝕におびえた昔の人々が、太陽が無くなったと恐れたことを思い出すようにしています。
日蝕は、太陽はあるのに月に隠れて太陽が地球の人間には見えなくなっているだけの現象です。皆既日蝕になると太陽の光が地球からは消えるので地上は暗黒になり、影は消えてしまいます。地球上に物は存在しているのに影は見えなくなってしまいます。
株価は、企業の本来の価値に需給という光がさしてできた影のようなものです。企業の価値(=影がなくなってしまった地上のもの)は間違いなく存在しています。バランス・シートやビジネス・モデルをチェックしていれば、企業の価値が確かに存在していることは確認できます。
ただ、恐怖におびえた投資家の投売りに隠されて、光(=需要)が遮られて影が小さくなったり、消えてしまったように感じられるだけのことです。
人間は欲深いので、光がさして影がまた大きくなりはじめると、我先にと動き出します。影が消えているのはわずかな時間だと思います。
光があるときでさえ企業の本当の価値を把握することは難しく、株価と企業の本当の価値には大きな差があることも多いです。逆に考えると影があるからこそ(=需給に惑わされて)企業の本当の価値(企業の内在的価値)を量りそこなうことも多いです。
需要(=光)が消えているときにこそ、影(=株価)の大きさに惑わされえずに企業の本当の価値(=企業の内在的価値)を見極めるチャンスのときかもしれ ません。このような時にこそバランス・シートやビジネス・モデルをしっかり確認して、本当に価値の大きな企業を安くポートフォリオに迎え入れるチャンスだ と、前向きに株式市場と付き合っていきたいと考えて行動しています。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガはこのほかにも特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」があります。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
本日配信の有料メルマガでは、世界的にも高評価な技術と製品を持ち、低PERかつ低PBRの優待企業であり、自己資本比率も高く、保有現預金と土地を合計すると時価総額を上回る可能性がある企業を、研究銘柄として掲載しています。
また、コラムでは、資産を増やす投資戦略と、資産を減らさない投資戦略を考え、具体的な銘柄を挙げながらその説明を行っております。
今週金曜までに購読された方には、もれなく今週配信号も差し上げます。
是非この機会にご購読下さい。
有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4234
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4244
過去サンプル(コラム)
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4222
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4235
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4245
http://okuchika.jugem.jp/?eid=4256
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆 様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化して いる可能性があります。)
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
==「投資という戦闘を実行する兵士としての自分をいかに鍛えるか」==
(有料メルマガ第80回・2010/7/6配信号)
【前略】
株価が上がっていく原因には実にいろいろなことがあります。赤字だった企業が黒字化するときは、株価が見直されて大きく上がる場合も多いです。そのよう なタイミングを、大きな過去の業績の変化と株価の変動を比べることで見つけ出すことが出来れば、有効な武器になると思ってチェックするようにしています。
【中略】
株価があまりにも安くなると、企業の価値が無くなってしまったように思えて不安になります。株価が更に安くなっていくのではないかという大きな恐怖で、投売りしてしまいたい誘惑に駆られることも出てきます。
こんなときは、皆既日蝕におびえた昔の人々が、太陽が無くなったと恐れたことを思い出すようにしています。
日蝕は、太陽はあるのに月に隠れて太陽が地球の人間には見えなくなっているだけの現象です。皆既日蝕になると太陽の光が地球からは消えるので地上は暗黒になり、影は消えてしまいます。地球上に物は存在しているのに影は見えなくなってしまいます。
株価は、企業の本来の価値に需給という光がさしてできた影のようなものです。企業の価値(=影がなくなってしまった地上のもの)は間違いなく存在しています。バランス・シートやビジネス・モデルをチェックしていれば、企業の価値が確かに存在していることは確認できます。
ただ、恐怖におびえた投資家の投売りに隠されて、光(=需要)が遮られて影が小さくなったり、消えてしまったように感じられるだけのことです。
人間は欲深いので、光がさして影がまた大きくなりはじめると、我先にと動き出します。影が消えているのはわずかな時間だと思います。
光があるときでさえ企業の本当の価値を把握することは難しく、株価と企業の本当の価値には大きな差があることも多いです。逆に考えると影があるからこそ(=需給に惑わされて)企業の本当の価値(企業の内在的価値)を量りそこなうことも多いです。
需要(=光)が消えているときにこそ、影(=株価)の大きさに惑わされえずに企業の本当の価値(=企業の内在的価値)を見極めるチャンスのときかもしれ ません。このような時にこそバランス・シートやビジネス・モデルをしっかり確認して、本当に価値の大きな企業を安くポートフォリオに迎え入れるチャンスだ と、前向きに株式市場と付き合っていきたいと考えて行動しています。
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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