今年は冬を前に熊があちこちで出没したと話題でした。
熊はキャラとしてはかわいい印象の動物ですが、実際には獰猛な動物でもあり、人が格闘すると血まみれとなって時に命の危険すらありますので見つかれば射殺される運命となります。
今年の熊の出没は冬眠前の山に餌が不足していることによるものかと思いますが、日本で唯一、熊の姿を見ていない県があるそうです。それは千葉県です。
なぜ熊が生息していないかは昔からの地形によって説明されているようですが、そのうち千葉でも熊に出くわすことになるのかはともかく、各地で起きた今年の熊騒動。防災減災、獣害被害対応関連企業である福井に本社を置く前田工繊(7821)を思い出してしまいます。
同社は国土強靭化、地方創生、海外(EV用ホイール)の3本柱で中長期成長を図っており、2000年からはM&Aで成長を目指して事業規模拡大を図り、株価はリーマンショック時の2008年11月安値76.5円から2021年高値4045円まで13年間で実に53倍まで上昇。現在は3000円前後で推移しています。
今期の売上は530億円、経常利益90億円ですが、今後4年間に200億円のM&A(設計施工業務を持つ企業が対象)投資を実行し年商700億円、更にその先も1000億円の売上を目指しています。
現状の時価総額は約900億円でほぼ収益目標に見合った評価ですが、改めて注目したいと思います。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。