有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「どのように自分の株式ポートフォリオを構築していくか」
(有料メルマガ第91回・2010/9/21配信号)
※2010年9月現在の内容です。留意してお読み下さい。
【前略】
投資家の経済状態や資産背景などによって、資産運用のポートフォリオは当然に変わってきます。そして、投資家自身の経済状態や資産背景は、投資家自身でなければ正確には把握できません。また、投資家の性格によっても投資対象は変わってくると考えます。
すべての投資家の参考にはならないかもしれませんが、利用できるところをピックアップして使っていただくという意味で、私が最近の投資環境の中で、インカム・ゲインをアップするために、実際に行っている株式ポートフォリオの手直しを一部ご紹介しようと思います。
たまたま本日の研究銘柄は9月の配当優待銘柄でした。通常は権利落ち日直前に配当や優待欲しさに投資すると、配当や優待の権利落ち後の大きな下落に直撃されて、手痛い痛手を受けることが多いです。
3月だけは配当や優待の権利銘柄が多いので、投資家が銘柄を絞りきれず、また投資環境の状況によって、配当と優待を取得した上に、キャピタル・ゲインを確保できることが多いような特殊な月もありますが、他のほとんどの月では配当や優待の権利落ち以降は、株価が下落するものも多いです。
そこで私は、12月以降に配当や優待の権利確定日がある高配当優待銘柄を優待単位だけ家族分買うような投資戦術を実行しています。それほどPERやPBRなどの指標的な割安さは無いけれど、配当と優待の総合利回りが5%以上になるような優待株をまとめてバルクで買うという作戦です(配当は9月、優待は3月の会社も含めています)。
参考までに、最近バルクで買いを入れた銘柄をご紹介しておこうと思います。すでに優待1口を持っているもので、優待口数を増やしたものも入っています。業績的には安定していますが、株価が急速に上昇するような銘柄では無いと考えています。
しかし、低PBRかつ低PERで前期と比べ経常利益などが200%増益になっていながら、エコカーポイントの終了で業績が悪化するだろうという投資家の予想で、資産背景や直近の好業績を無視するような形で株価が低迷している自動車部品関連銘柄などで、配当利回りが2%~3%程度の銘柄群を準主力投資銘柄として多めに資金配分を進めているので、生活費の確保のために高配当優待銘柄のうち、金券優待と食べ物優待に限定してバルク買いを行っています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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