有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「長期投資でランクアップする優待銘柄の動きをチェックする」=
(有料メルマガ第440回・2017/7/11配信号)
※注 2017年7月現在の内容ですので留意下さい。
【前略】
私たちはどの株に投資するかで、迷います。
「この企業に投資するのは正しい選択か。この企業に投資して利益を上げることができるのか。」
大いに迷って悩んで投資を実行してからも
「この投資は間違っていないか。」
ということで葛藤を続けます。
当然に間違いの多い自分の行う選択ですから、完全に正しいことなどありません。正しい選択をして投資しても、利益を上げるまでに売ってしまえば、その後に、その企業の株が上げても、利益を得ることはできません。
このような手痛い失敗を数多くしながら、私たち投資家は、この経験から学んで、少しは賢い選択のできる投資家に育っていきます。
自分で行った行為に対しては、自分で責任を取ること。この当たり前のことをして、失敗したとしても
『しょうがなかったな。自分なりにいろいろ考えて投資を実行した結果の失敗だから・・・・。』
最近は、このように考えられるようになりました。
まあ悔しいですが、この失敗を糧にして、もう少し上手に稼げる投資家になっていきたいと思っています。
しかし損切りした資金を、すぐに別の銘柄に投資すると失敗を連続する可能性が高くなるので、少し冷静になってから新たな分散投資の対象を選ぼうと考えています。
デンヨーのレポートでも少し書きましたが、たった一人の米国大統領に世界中の政治や経済がふりまわされる状況で、トランプ大統領の政策で、いままで企業の努力が無駄になるようなことも起こりそうです。トランプ大統領の政策で恩恵を受ける企業も、被害を受ける企業も多いです。どの企業が恩恵を受けるかを考えながら投資対象を選びたいと考えています。
ただ、トランプ大統領の政策で一時的に米国の経済状況が良くなっても、1年もたたずに米国の経済状況が悪化することも、多くの経済学者やエコノミストが指摘しており、私も同じリスクを感じています。
トランプ大統領の政策に米国内の雇用を増やすということが掲げられています。その為にメキシコに工場を新設しようとしていたフォードやトヨタ自動車などが強烈な恫喝を受けました。
自動車工場でもロボットやITを駆使した生産性の向上が求められており、効率の悪い労働者が多く必要とされる古いタイプの工場が新設されて雇用が増えるわけが無いと考えています。
このために米国内での自動車関係の工場が新設されて増えたとしても、米国の雇用が大きく増えるとは思えません。そもそも米国の雇用は実際には非常に強くて完全雇用に近い状況にあります。
日本もロボットやITによる生産性の向上が求められており、日本のIT企業の株価が強い理由もこのあたりにあることが分かります。
このように考えいくと今日のコラムに触れているIT(またはIoT)関連企業は有望な投資先になると感じています。
これからも分散投資の対象として相応しい企業を見つけ出していきたいと考えて銘柄調査を続けています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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デンヨー(6517)の詳細レポートと、コラムの構成です。
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こちらから ⇒ https://bit.ly/rin20170711
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