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株式投資と教育投資

2022/06/10 15:15 投稿

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  • 遠藤功二
  • 子育て
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 億近読者の皆様こんにちは。
 子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。


 私は、株式投資と教育投資は似ていると思っています。
 その心は、「すぐには結果が出ない」です。

 2022年前半は、インフレ→アメリカの利上げ、さらにロシア・ウクライナ問題の追い討ちが重なり、株式相場にとっては試練の年になっています。
 去年から投資を始めた方は、「なかなかうまくいかないな」とがっくりされていると思います。


 ただ、長期投資を重んじる方々は、肩を落とす必要はありません。
 経済は逆境を乗り越えて拡大してきています。試練の年があるからこそ、変化と成長が生まれるはずです。

 子供への教育投資も、「なかなかうまくいかない」ということは起きがちです。
 例えば、塾に通わせたからといってすぐに、テストの点数が上がるとは限りません。
 しかし、頑張って勉強した経験は、子供の成長に必ず寄与しているはずです。
 大人になった時に、勉強で培った根性が必ず役に立つときがきます。
 教育投資も株式投資も、すぐに結果を求めてはいけません。
 長期目線が大切です。


 「遊び」も大切な教育投資です。
 遊びでは「好奇心」や「自主性」が育めます。
 遊び慣れしている子は、自ら考え熱中する力があります。
 高い集中力は成功に寄与します。

 ただ、遊びで育んだ集中力が花咲くまでには一定の期間が必要です。
 すぐに、テストの点数のような可視化できる結果に結びつくわけではありません。


「すぐには結果が出ない」


 この点において、株式投資と教育投資は似ています。

 相場が荒れている昨今だからこそ、長期投資の視点を忘れないようにしたいものです。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。

子育て世代のための金融教育サービスFP君
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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