「夢破れて山河あり。」
夢を求めて投資したのにその夢が破れてしまうことも多々ある株式の世界。
夢追い人が集まっている研究開発型の銘柄とりわけ創薬ベンチャー銘柄の開発がうまくいかなかった場合の失望売りは半端ではない。
国産初の新型コロナワクチン開発については日本企業では塩野義やアンジェス(4563)が取り組んでいましたが、アンジェスからは5日のリリースで期待外れに終わった旨の結果報告があり、この後も高用量製剤を用いた第1/2相の臨床試験を開始しているとしているものの、本日の株価はストップ安(407円)となりほぼ上昇前の水準まで売り込まれてしまいました。
研究開発型の創薬ベンチャーに付き物の大幅な赤字計上が続いては売りたくもなるのは致し方ありません。
昨年6月の高値2492円から既に6分の1以下の株価水準。140万株の売りを残し明日もまたどこまで下がるのかに注目が集まります。
この株をお持ちの投資家からの悲鳴が聞こえそうですが株式投資にはこうしたリスクは付き物。こうした個別銘柄の事情や現在ラッシュとなっている四半期決算発表後の利益確定売りなどから全体指数も上値が重くなっているとの印象ですが、リスクとリターンは裏腹の関係。こうした局面こそ新たなリターンを上げるための投資チャンスが生まれているとポジティブに捉えてはいかがでしょうか。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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