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ワクチン+お茶で乗り切る

2021/07/07 14:38 投稿

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 国を挙げてのワクチン接種奨励で、コロナも終息に向かう。そんなシナリオは英国型アルファに続くインド型のデルタ、更にはペルーで感染拡大中のラムダといった変異種の登場で崩れてしまいそうだ。

 日本では7月後半に開催予定の東京オリンピックもコロナ感染再拡大につながるのではと懸念されている。


 コロナとのつきあいもはや1年半近くとなりつつあるが、一旦は収束しかかった感染の波もぶり返す有様で更に蔓延防止対策発令が延びることが予想される。

 こうした長期化するコロナ禍を日常の生活から免疫力を高めることで徐々に収束させようという試みがなぜもっとまじめに語られないのかが不思議で仕方ない。たぶんにそんなの当たり前だろうの認識で軽んじられている可能性がある。


 筆者の知人で農業企業ナチュラルアート社を経営する鈴木社長が最近のメルマガコラムでお茶のことを取り上げていたので本日は取り上げておきたい。

 日本発の特産品と言えば、お茶。
 農水省の統計データによればお茶の生産量(令和2年)は年間32.9万トンでその7割は静岡と鹿児島。全国のお茶畑の面積は3万4300ヘクタール。全国のどこの農家にも茶畑は存在し自家消費も盛んに行われている。
 日本の食文化の一つであり大学の研究機関から体内免疫を高めてくれる食材として多くの方がごく普通に取り入れている健康法の一種となっている。

 以下、鈴木社長のコラムから。
(鈴木社長はこうした農業絡みのコラムを自社の登録メンバー8000名に頻繁に送っている。ご興味ある方はご登録下さい。)

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「お茶とコロナ」(6月22日付け農業JAPANより)

お茶の健康効果に関して、今更言うまでもないかもしれませんが。
最近、コロナ対策としても、お茶が注目されています。

京都府立医科大学さんより、重要な論文が発表されました。
飛沫感染対策に、お茶が有効という可能性がでてきたそうです。

末尾にそのリリースを転載しましたので、詳細はそちらをご覧ください。

僕個人としては、お薦めのお茶は「粉茶」です。
ペットボトルも急須で入れるリーフ茶も、それぞれ素晴らしいのですが。
ただ、簡単に飲めて、お茶の栄養を余すところなく吸収するという意味では、粉茶が良いのではないでしょうか。

今度オープンする「赤坂邸」(7月末にオープン予定)では、お茶の大産地牧之原産の粉茶を提供します。

水は、シューワさんの、バナジウム等ミネラルたっぷりの「富士山の天然水」です。

セルフサービススタイルですから、お好きなだけ温かいお茶でも水出し茶でも、たくさん飲んで、より美味しく健康に。もちろん、無料提供のサービスです。

以下は、京都府立大学さんのリリースです。

京都府立医科大学(学長:竹中 洋 所在地:京都府上京区)大学院医学研究科

 免疫学松田修教授らの研究グループは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2 以下ウイルス)感染症の拡大が続く中、感染者の唾液中のウイルスを不活化できれば飛沫を通じた感染の抑制に効果的であろうと考え、食品成分によるウイルス抑制の研究・試験を開始しました。
 その結果、お茶に含まれるカテキン類(※1)(以下 茶カテキン類)がウイルスを不活化する(感染能力を失わせる)ことを見出し、その後株式会社伊藤園(社長:本庄大介本社:東京都渋谷区)中央研究所との共同研究を開始しました。
 その結果、茶カテキン類がウイルスのスパイクたんぱくに結合し、細胞への感染能力を低下させる効果などを確認しました。
 また、試験管内でヒト唾液中に加えたウイルスに対しても、茶カテキン類による迅速かつ効果的な不活化がみとめられました。
 これらの結果を報告した2報の論文が、この度6月8日(火)および11日(金)にそれぞれ、「Pathogens」と「Molecules」に掲載されましたのでお知らせします。
 茶カテキン類は、茶類に高濃度に含まれます。
 しかし茶類を経口摂取しても血液中への移行は少なく、特に重合したカテキン類はほとんど吸収されません。
 そこでお茶を飲んでも、消化管から吸収されたカテキン類が全身的に作用する効果は期待しにくいと考えられます。
 一方で、お茶を口中に含んだ時に、口腔内で唾液中のウイルスが茶カテキン類によって不活化される効果は期待できると考えられます。
 それゆえ、多くの人がお茶を飲めば、唾液中のウイルスが不活化されることによって飛沫感染が減少し、人集団全体としてはウイルスの感染拡大を減弱させられる可能性は考えられます。
 たとえば飲食店などで、マスクを外したら会話する前にまずお茶を含み飲みする(10秒間程度口腔内全体にお茶を行き渡らせてから飲む)、といった行動を多くの人がとれば、症状のない感染者から周りの人への感染が減らせるかもしれません。
 つまり、お互いに他人のためにお茶を飲むという、「公衆衛生的な」使い方は有効な可能性があります。
 現状ではあくまで可能性であり、患者さんにご協力をいただいてヒトでの試験を行わなければ、試験管内の実験だけでははっきりしたことは言えません。
 現在、感染者がお茶を飲むと口腔内でお茶がウイルスにどのように影響するかについて検証する臨床研究を行っています。今後引き続き研究に取り組んでいく予定です。
 なお、今回の論文で使用した新型コロナウイルスは変異型ではないウイルスであり、B.1.1.7型(イギリス型)やP1型(ブラジル型)変異ウイルスにおける効果を検証したものではありません。
 EGCGはブラジル型には効果があるがイギリス型の一部には効果が低いという結果を得ていますが、これらについては現在研究を進めており、論文発表に向けて準備を進めています。
(※1)お茶に含まれる茶カテキン類:「エピガロカテキンガレート(EGCG)」「テアフラビン3、3'-O-ジガレート(TFDG)」などのほか、カテキン誘導体の「テアシネンシンA(TSA)」などのこと。



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アクセスは → URL:https://nougyojapan.tokyo/
各種お問い合わせは → hello@nougyojapan.tokyo


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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