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アマゾン型を標榜する企業

2020/10/22 10:56 投稿

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 先週末に開催のLibWork(1431)の説明会は大賑わい。懇親会にご参加頂いた皆様の率直な印象はいかがだったでしょうか。

 その内容は改めて映像で確認願うとして、最も印象に残った点は同社が住宅版のアマゾンを標榜していて、社外取締役にアマゾンで活躍された方を入れている話です。

 通常の住宅会社はPER10倍前後の評価で甘んじているのですが、同社はこれにITを組み合わせたアマゾン型企業の立ち位置を絡めているという話。
 これだと極端に言うとPERは100倍でも良いことになり、現状の評価を正当化することになる。

 このような株式評価のバックグランドを理解すると今のややバブリーな株式相場への見方も変わってくる。


 ところでアマゾン型企業というのがどのようなビジネスモデルを根底にしているかは更に研究の余地があるが、LibWorkには更なる深化が当然のごとく待っているだろう。

 折しも16日に開催された高級住宅建材やビル建材などのアドヴァン(7463)の説明会においても目立たない中でいつもアマゾン型のにおいを感じることができる。物流機能を中核にしたEコマース活用のビジネスである点がその根底をなすのであるが、物流がしっかりしていれば様々なビジネスに展開できる点をもって同社の発展余地を感じるわけだ。

 その拠点となる岩井の流通センターはおよそ10年以上も前に訪れたことがあるが、その後、規模の拡大や効率化を果たしてきたとのこと。それが新規の水回りの住宅機器販売につながり新たな収益基盤を得ようとしている。ぜひこの施設を改めて見学してみようと考えているが、皆さんの中でもご希望の方がお見えなら、編集部までご連絡頂くと幸いだ。


 アマゾン型を標榜する日本企業の事例は他にもあるだろうが、それは既存ビジネス企業とは時価総額やPER評価の圧倒的な違いをもたらすことになる。見せ方の問題なんだろうとは思うが、アドヴァンはまだその見せ方を内包した状態。
 一方でLibWorkはオープンに語って頂いているが、その深化、進化が今後10年と言う間に期待される。懇親会でどなたかがLibWorkの時価総額についてご質問されたように思うが、3年後の500億円は既に目の前にある。筆者の経験ではファーストリテイリングの柳井社長のイメージが強いと思うが、まだそれが実感できるのは先になる。

 10年後のビジョンも瀬口社長の中には描かれようとしており、そこまでいくとまったく時価総額の目標は異次元なものとなるだろう。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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