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株の玉手箱 【2銘柄】新規上場会社が属する一大産業●●

2020/08/08 01:43 投稿

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*約1500字・完読サクッと3分でどうぞ


【まえがき】

 米中がキナ臭くなり、コロナも拡大方向。
 何が起きても上がり続けてきた株も、流石に地政学リスクまで飛び込んでくれば方向感変わってきそうな局面。
 こんな時は・・・やはり新顔(IPO)をチェックすべき。
 実際の所、こちらで取り上げたIPOはどれも相場を魅せてくれました。
 8月も頼むぞー。


【ティアンドエス(4055)8/7上場】

 まずは業績面を評価したい。
 2016年11月期からは一度も落とすことなく増収増益ペース。市場拡大期待の人気テーマで収益化しているのは心強い。
 属するのはAI関連。画像の処理&認識やディープラーニング、ロボット、自動運転、メモリ高速化など時流に乗るキーワードが満載。
 IPOは需給と言いますが、人気化しそうな事業と公開枚数の少なさから買い優勢。VCの巨額資金も見当たらず今のマーケット状況も追い風となり初値は飛ぶと見ています。センカンダリーは慎重に見定めるべし。


【ニューラルポケット(4056)8/20上場】

 事業内容の時点で勝負は決まっているIPO。
 「独自開発のAIアルゴリズムによる画像・動画解析技術とエッジコンピューティング技術の活用によるソリューション」響きが良い。
 ともあれ8月は2連荘でAIテーマのデビュー。どちらが魅力的か?と聞かれれば私は4056。創業3年目とまだ若い上に、すでに黒字化している力の持ち主。このセクターでありがちな受託開発をしない事も収益性高さと顧客開拓スピードを生み出していると思われる。
 枚数の少なさ・人気のテーマ性・黒字・海外展開済(シンガ)などなどの好条件から初値は4055よりも飛ぶと思われる。寄った後も中長期組の参戦が予想され下値は浅いと予測。もし私が自己売買を出来るとしたら迷わず拾い集めるでしょう。
 東大→マッキンゼー出身のエリート社長の舵取りにも期待しましょう。


*業績は2銘柄共目論見書参照


【まとめ】


 弊社の独自AI「KATANA3.0」は今日も元気に銘柄を抽出してくれてますが、今はテクニカル全振りで挑むのも一考。感情に左右される取り組みはこの混沌としたマーケットでは見誤る可能性があります。
 ファンダメンタルズを過度に信用せず、株価の足取りと需給を頼りに、利益獲得チャンスに有りつきましょう。


 ご参考にしてください。

 では今日も新たな勝者が生まれることを祈って。


(あすなろ産業調査部 大石やすし)


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