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相川伸夫のこれまでの振り返りと投資戦略

2020/01/22 14:20 投稿

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■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー
 ※1月18日(金)執筆時点

・山王(3441)2016年12月19日配信
 株価560円⇒777円(+39%)
・テノックス(1905)17年2月20日配信
 株価815円⇒902円(+11%)
・特殊電極(3437)17年6月12日配信
 株価2922円⇒5070円(+74%)
・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信
 株価1831円⇒1493円(-18%)
・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信
 株価1577円⇒1335円(-15%)
・パウダーテック(5695)18年2月19日配信
 株価4845円⇒4310円(-11%)
・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信
 株価1970円⇒2795円(+42%)
・アバント(3836)18年6月25日配信
 株価473円⇒1185円(+151%)
・神戸天然物化学(6568)18年8月13日配信
 株価2718円⇒1491円(-45%)
・丸順(3422)18年9月18日配信
 株価826円⇒673円(-19%)
・クロスフォー(7810)18年10月9日配信
 株価421円⇒337円(-20%)
・カンロ(2216)19年11月5日配信
 株価1665円⇒1590円(-5%)


■先月からの変化としては東京エレクトロンデバイスと新報国製鉄に関して盛り上がってきました。


 皆さんご存知の通り半導体関連の株価が最近上昇しています。
 私が最近情報収集している感じでもやはり半導体の世界はスーパーサイクルが来ていて、受注も増えているという話を耳にします。
 上記の二銘柄はまさに半導体関連になるので、ここから楽しくなってくるのではないかと期待しています。
 また折りを見て取材に赴くつもりでいるのでその時にはまたレポートさせて頂きます。

※ピックアップ銘柄は買い推奨ではありません。
 私の目で面白い、アツイ要素がある!という理由で記事を執筆した企業の経過観察です。
 執筆から3年程度は継続ウォッチしていきたいと考えていますので、銘柄は今後さらに増える見込みです。


■これまでの振り返り


 炎さんにお声掛け頂き、2016年末に初めて億の近道で執筆させて頂いた時はまだ私は自動車部品メーカーに勤務しており、サラリーマン投資家でした。

 この頃に執筆した銘柄が…
 山王(3441)
 グロームホールディングス(8938)
  ※旧LCホールディングス、現在はフォロー除外
 テノックス(1905)
 特殊電極(3437)
 東北特殊鋼(5484)
 新報国製鉄(5542
 パウダーテック(5695)

の7銘柄です。

 2017年は小型株にとっての地合いも大変良く、億の近道掲載後の株価も大変堅調で1.5倍~3倍弱になる銘柄が続出しました。
 2018年の春に会社を辞め、客員アナリストとしてリンクスリサーチで半ば研修アナリストになりました。

 その客員アナリストの時に取り上げたのが…
 東京エレクトロンデバイス(2760)
 アバント(3836)
 神戸天然物化学(6568)
 丸順(3422)
 クロスフォー(7810)

 現在、掲載時比で株価が絶好調なのはアバントで2.5倍になりました。
 東京エレクトロンデバイスもちょいと時間がかかりましたが、業績にも数字が表れてきた事で評価され始めてきました。
 東京エレクトロンデバイスの四季報再来期予想もやっと19年3月の私の記事で算定していた予想数字にやっと追い付いてくれて嬉しい限りです!


 アナリストになってから億の近道でピックアップ銘柄記事をアップするときに決めたことは『買いのタイミングかどうかで記事執筆するかは考えない』事でした。

 それまでは『私の記事を見てもしかしたら株を買うかもしれない』という想いもあって、当初はエントリータイミングも多少考えて記事執筆していました。

 しかし、同時に思ったのです。

『私はアツイ会社を多くの人が知る前にお知らせしたいのであって、知られ始めて(株価が上がり始めて)から喧伝したい訳ではない』

 それに、株価が上がるかどうかを私個人の判断で書いたり書かなかったりするのは正直おこがましいとも思いました(笑)

 2017年に小型株も上がっていたことも多少影響してか、2018年に取り上げた銘柄は掲載時よりもまだ株価が低い物も多いです。
 正直悔しい気持ちはあるのですが、裏を返せば掲載時よりも多くの人が安く買えていることになります。
 これは投資戦略的には最高の投資タイミングが提供できているとも取れるので、案外良いような気もしています。

 2019年に正式にリンクスリサーチでアナリストとして活動をするようになってからは投資をしていくにあたっての知識(株価形成や業績に影響する要因等)、企業の競合優位性についてを取材していくことでかなりシビアな目線、それこそアナリストとしての評価が少しはサマになってきたかと自分でも思います(まだまだ投資家的な甘ちゃんな所もぬぐえませんが…)。
 実際の市場での株価形成と企業実態での成長との乖離が大きい事も最近は気にかかるようになってきました。

 分かってきたのは小型株であるなら思いのほか短期急騰はいい加減な理由で起こってしまうものであり、そこには株価の動きを中心にした話になってしまう。
 したがって小型株の株価動意の理由によっては吹き値売りが最善策になることも多く、長期的にホールドは向かない事が多い。
 しかし、企業成長によって引き起こされる株価上昇は長期にわたって続き、これはしっかりとホールドすることで利益を伸ばすことが出来る物。

 文章にしてしまうと当たり前の話なのですが、頭で分かっていることと実際に腹にしっかりと落ちているのでは行動や思考パターンに変化が出てくるものです。

 億の近道で執筆を始めてからという物、分析に分析を重ねるごとに株価の日々の動きに対して鈍感になってきました。

 私はこれを凄く良い事だと思っています。
 数年後の企業価値に対して自信をしっかりと持てる程分析が出来ているからこその安心感が得られました。

 企業成長に基づいた投資は数年単位でのホールド、株価下落時の買い増しが必須の投資戦略です。
 このスタイルもかなり板に付いてきたものです♪

 どっしりと構える戦略でピックアップ銘柄が掲載して3年が経つ頃には2倍以上になっている戦果が気付けたら大変嬉しく思います。


 企業成長をしていく銘柄であればいつ買っても長期で必ず報われます。
 そのためには企業分析が欠かせません。

 今後ともまだまだ発展途上の未熟な身では有りますが、こうして記事を読んで頂けている方とともに多くの気付きと学びを得ながら成長していきたいと思います。


 今年もどうぞよろしくお願いします<m(__)m>



■株の学校【東京第5期】募集開始!
 https://double-growth.com/stockschool_entry_5/

 前回19年の夏に開催した名古屋での株の学校『長期投資家ゼミ』は大好評で終わりました。
 東京での第5期の株の学校の募集が始まったので告知です。
 今回も私が講師をさせて頂きます
 手前味噌ではありますが、株式投資における長期投資のレベルを大きく上げることが可能であるゼミになっていると思います。
 株式投資は一人でも独学で上達することが出来ます。
 しかし、高い熱量での講義やネットで検索しても出てこない知識やノウハウ、さらには企業への同行取材という濃縮した経験値を積みたいという方は是非受講してもらえればと思います。
 私も講師陣の一人として全力で助力致します。
 詳しくは上記URLリンクの『みんなの運用会議』の告知記事をご覧ください。


それではまた。


『全力全開全力前進!!!』


(相川伸夫)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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