先週1月10日(金)は休載いたしましたので、本日が20年最初の執筆となります。本年もよろしくお願い申し上げます。
今週(1月14~17日)の東京株式市場は、3連休後の4日間の立ち会いでしたが、日経平均株価が週間で190円69銭上昇し(率にして0.8%の上昇)、2万4041円26銭で取引を終えました。2週連続の上昇です。
週初の14日(火)は米中貿易協議の進展期待や円安の進行などを好感し、前週末比174円高となり、前週から3日続伸しました。終値は2万4025円17銭で、19年12月17日以来、約1カ月ぶりに終値で2万4000円台に乗せました。続く15日(水)は利益確定売りが優勢となり反落。16日(木)、17日(金)は米株高を好感し、続伸して終わりました。
米国では住宅投資が回復しつつあります。過去、裾野が広い住宅投資の回復局面では米国の景気が後退に陥った例は少なく、米国景気の先行きに強気な見方が広がっています。また、主要企業の業績改善が顕著である点も、株高を支えています。
国内主要企業の19年度第3四半期(3Q)の発表も1月下旬から本格化します。市場では業績回復への期待が高まっており、期待通りの結果が出るようであれば、2万4000円レベルを固めたうえでの上伸も見込めそうです。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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