■第11回■
果して、分散投資の効果はあったでしょうか。短期的に言えば失敗でした^^;持ち株数を減らした住友金属鉱山と三菱商事は、紆余曲折があり株価の乱高下はありましたが、ともに上げ続けました。そして分散買いをした株には値下がりするものが多かったのです(苦笑)
配当権利落ち前に、配当や優待狙いで買う投資法のことを「こそ泥投資法」なんていう人がいます^^;。オリエンタルランドの株にはこそ泥投資法を駆使する人が多いです。それに対して配当、優待権利落ち後に下落した株を狙うのを「追いはぎ投資法」なんていいます。
私は、むかし配当狙いの「こそ泥投資法」をよく利用していました。世界同時株安があっても3月決算会社の配当権利とりのために株価が支えられるだろうと予想しました。しかし予想以上に株価が支えられていたようで、配当権利落ち後の株価の下落は予想以上に大きなものとなりました。
今年に関して言えば、こそ泥に入ったら追いはぎにあって、有り金を巻き上げられました。しかし追いはぎも逃げ切る前に強盗に出合って、身包み剥がされた。こんな感想を持ちました。みなさんはいかがだったでしょうか。
現在の日本市場は異様な弱気が蔓延しています。ちょっとでも前期の業績より今期の業績予想が悪いとバカみたいに売られます。横ばいで、少し増益でも売られます。武田薬品のように大幅増益でも、市場の期待より低いと売られてしまう銘柄まで出る始末です。
中国や新興市場国、アメリカの好調な株価がバブルだと心配し、世界の蚊帳の外に置かれてしまった日本株。しかし株式投資の変らぬ投資の鉄則の一つに、「株は安い時に買い、高くなったときに売ると儲かる」という、至極まともなものがあります。下がってしまったポートフォリオを見ながら、この言葉をかみしめているこの頃です^^;
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
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