熊本の山鹿市に本拠を構える注文住宅メーカー、LibWork(1431)の株価上昇が止まらない。
Qボードからマザーズに上場した同社は1000円台から本日は一気に前日比700円高の4430円。出来高も40万株を超えた。時価総額は120億円と言う水準。
私が億の近道の創刊20周年記念セミナーでお話させて頂いたから上がったという訳ではない(内心はそういう風に思ってはいる)が、この背景の一つは経営者の株主思いの対応にあると言っても良い。
20日に岡三証券で開催された株主向けセミナーで同社の瀬口社長は滔々と今後の事業展望を語った。
株主ファースト。四半期配当(9円配当×4)はその表れでもある。更には優待制度の実施。企業の成長を支えてくれる株主思いの施策。
住宅産業なんて成長しないと思う皆さんが多い中で、瀬口社長はIT×住宅でエリアの事業拡大を図り株主の負託に応えようと懸命だ。
目標となる時価総額を瀬口社長は株主に対して語ったが、その将来目標を既に先取りするような株価についていけない投資家も多いだろうが、マザーズ市場の建設セクターの平均PERは30倍。同社の株価はこれまで出遅れていただけに過ぎない。
EPS172円×30倍なら5160円。
これが炎のファンドマネジャーからの皆さんへお知らせしたい同社株の水準となるが、12月には自社株買いと2分割が待っている。どこまで行くか引き続き見守ることにしたい。
(炎)
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