億の近道 チャンネル版

セミナーにあたって

2019/09/21 01:50 投稿

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  • 鈴木一之氏
  • 循環



 はじめまして、億近読者の皆さま。鈴木一之です。

 先週の村田雅志氏のコラムの通り、このたび株式セミナーを主催することといたしました。それに先立って、セミナーに臨む心がまえを少し記してみたいと思います。
 先週のコラム ⇒ http://okuchika.net/?eid=8681


 世の中には2種類の変化があると思っています。
 循環的な変化と構造的な変化です。

 「循環的な変化」とは、景気の浮き沈みに伴う世の中の変化です。
 消費が伸びる、マンションが売れる、外国人観光客がたくさん訪れてホテルの建設ラッシュが起こる、これらはみな循環的な変化ととらえられます。

 一方の「構造的な変化」とは、景気の移り変わりとは少し異なった、世の中そのものの変化です。
 最近もっとも目覚ましく変わっているのは「キャッシュレス決済」の大きなうねりですし、少し前で言えばスマートフォンの普及、インターネットの普及、パソコンの普及などです。


 どちらの変化に即しても企業は変化を迫られます。
 そしてそれに伴って株価も変化します。
 どちらの波も企業はそれらをとらえようとしてアクションを起こします。

 株式投資家はその波の中で利益をあげることが可能です。
 そのような世の中の変化や、ひとつのサイクルの中における現在の位置、風向きをとらえて、それらを言葉に置き換えていこうというのが、今回始めようとしている株式セミナーの位置づけです。


 決して5倍や10倍に成長する銘柄を見つけようとするものではありません。
 ひょっとしたら中には5倍くらいに大きく上昇する銘柄を発見できるかもしれませんが、あくまでそれは株式投資の結果論です。

 そのような大幅な株価上昇をもたらした世の中の波をとらえる、というのがここでの主旨であります。したがって短期投資ではありませんし、かと言って「バイ・アンド・ホールド」のような長期投資でもありません。結果的に長期投資になることはあっても、最初から長期保有を狙っていくこともありません。動くときは臨機応変に動きます。

 個別銘柄もできるだけたくさん取り上げてゆく予定です。
 推奨銘柄というよりも、私が今の同時代を生きてゆく上で特に好ましいと思われる銘柄を取り上げます。

 世の中の変化をとらえることは、口で言うほどたやすいものではありません。
 むずかしい世の中の変化をなんとかとらえ、それにしがみついてゆく。
 簡単ではありませんがそんな株式投資スタイルを目指しています。


 このような考え方にご賛同いただける方をお待ちしております。

 人生一度きり、一期一会。セミナー会場でお会いしましょう。


鈴木一之拝


■【日本株の個人投資家向け】鈴木一之の負けない株式投資セミナー■

 日時:2019/10/05(土)13:00~15:00
 会場:東京・西新宿

 詳細・お申込はこちら ⇒ https://peatix.com/event/1305444/view


[鈴木一之氏プロフィール]

 1961年生まれ。誕生日はミケランジェロと同じ日。
 1983年法学専攻なのに大和証券に入社。
 1987年に株式トレーディング室に配属。2000年に退社。
 インフォストックスドットコムに場を移し、日本株チーフアナリスト
 2007年よりフリーの立場で活動を開始、現在に至る。
 相場を景気循環論でとらえるシクリカル銘柄投資法を展開。
 鈴木一之公式サイト ⇒ http://www.suzukikazuyuki.com/


[主な著書]

「きっちりコツコツ株で稼ぐ 中期投資のすすめ」
(2013年7月、日本経済新聞出版社)
 amazon ⇒ https://amzn.to/2Azr7La

「これならできる!有望株の選び方」
(2014年1月、日本経済新聞出版社)
 amazon ⇒ https://amzn.to/31xtzgZ

 賢者に学ぶ 有望株の選び方 3つの投資手法できっちり稼ぐ
 (2019年7月、日本経済新聞出版社)
 amazon ⇒ https://amzn.to/2O7QLPd


[主な出演番組]

「マーケットアナライズ+(plus)」
(BS12トゥエルビ、土曜13:00~13:45)
 https://www.twellv.co.jp/program/documentary/market_analyze/

「東京マーケットワイド」
(東京MXテレビ、水曜日、木曜日)
 https://s.mxtv.jp/market_wide/


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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