■連載 「運が実力のすべて その3」 by 石川凛
■■ 「口ぐせ」のマジック ■■
「はじめに言葉ありき」は聖書に出てくる言葉です。神が「光あれ」という言葉を発すると、闇から光が生まれ、光から天地が、海が、生命が、人間が生まれます。神は言葉によって世界を創造されました。
言葉とはそれほど素晴らしい力を持っています。神が使われた言葉だから偉大な力を発揮したわけでは有りません。人間の発する言葉もスケールは違いますが人の人生を変えてしまうような強烈な力を持っています。私は夢枕獏さんのファンで特に陰陽師安倍清明を主人公にしたシリーズが大好きです。その中で安倍清明が言霊についてよく述べています。
私たちはふだん、話しているとおりにものごとを考えています。また、考えているとおりの言葉を発しています。無意識で発言している時は特にそうだと思います。そういう意味で「言語習慣」と「思考習慣」というのは表裏一体の関係にあると思います。
人は言葉によって考え方が形成されていき、その考え方が人格を形成していきます。そしてその人の人生を作っていくのです。つまり「思考習慣」の前段階に「言語習慣」があります。分かりやすく言うと「口ぐせ」のことです。
つまり人は「口ぐせ」を変えただけで運命を変えることができるのです。言葉はそれほどの威力を発揮します。
くどいようですが繰り返します。私たち人間は、頭で考えたとおり行動します。思い込みが強く、そこで描かれた自己像が明確であればあるほど、行動にそれが反映されて現れてきます。
それでは成功者としての「自己像」をより強固なものにしていくには、どうすればいいのでしょうか。
自己像は自分で作り上げた自分のイメージですから、「自分に対する意識」と言い換えることもできます。その意識は言葉でできています。
私たちの記憶の中には失敗の記憶がたくさん詰っており、何かことを起こそうとすると過去の失敗の記憶が私たちの足を引っ張ります。すでに出来上がっている意識を変えることは非常に難しいんですが、言葉を意識的に使用することで、「新しい意識形成」が可能になります。
その一番やさしい方法が、目的に合った言葉を毎日毎日意識的に呟くようにするとなんです。つまり「口ぐせ」にしてしまうのです。
自分の描いたイメージを言葉にして発声することで素晴らしい人生を切り開いていくことができるのです。
じゃあどんな言葉を「口ぐせ」にツキを呼ぶことができるのでしょうか。その答えは斎藤一人さんが「千回の法則」として教えてくださっています。一日に良い言葉を100回口に出し、その回数が1000回を超えると良いことが起こる。ツキがやってくる。幸運になれるということです。
私は斎藤一人さんが勧める言葉をただただ毎日通勤途中や散歩する時に呟きつづけるだけでツキを呼び込むことに成功しました。小学生でもできるでしょ。(笑い)
私は毎日こう呟いています。
「ツイてる、ツイてる、ラッキーだ。やってできないことはない、やらずにできるわけがない。豊かだ、健康、ありがたい。」
この言葉を順不同にとにかく一日に100回以上声に出すのです。最初は意識的に数えていましたが、むちゃくちゃツイてきたので、いまは一日100回なんて回数ではなく300回以上言っていると思います。効果抜群。何のリスクもありませんよ。これだけ。多分これだけ申し上げても実際に行動に移される方は100人に5人くらいでしょうか。(笑い)
ただ怖いのは、悪い言葉を「口ぐせ」にすると、潜在意識はその悪い言葉どおりに災いをもたらしてしまう事なんです。思い出したくも有りませんが、私は去年悪い言葉を「口ぐせ」にしてしまったため大変な思いをしました。その言葉どおりに人生最大の危機を迎えたのです。でも乗り切ることができました。(笑い)
人生に問題が起こるのはしょうがないことです。ただ斎藤一人さんの本を読んだり、成功法則の本を読むと、その問題が自分の人生を素晴らしく向上させてくれるチャンスになることも事実なんです。ピンチの時どう考えて、どう対処していけばいいかは、もう少しあとでお話したいと思います。次回は夢を実現するためにはどうすればいいのか、このことを先にみなさんにお知らせしようと思います。
この方法も小学生でもできる方法なんですよ。でもなかなか実行する方が少ないのが問題なんですよね。やさしすぎて、みんな信じないでやらないんですよ。(笑い)
私はこの方法を使ってワンルームマンションを9室手に入れました。(笑い)この経験があったから、もうこのことを本で読んだ時は大喜びしました。何の事はない、チルチルミチルの青い鳥と同じように私の探していた「こすると夢がかなう魔法のランプ」は自分の手の中にあったことに気がついたからです。
次回は夢をかなえるいちばん楽で簡単な「こすると夢のかなう魔法のランプ」について述べようと思います。お楽しみに。(笑い)
(石川凛)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。)
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