有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。
=コラム「増益予想に率直に上がる中小型株のほうが有利かもしれない」=
(有料メルマガ第380回・2017/5/16配信号)
※2017年5月現在の内容です。留意してお読み下さい。
(前略)
株式投資を30年近く続けていても、株式投資は難しいなと感じることも多いです。しかし株式投資は簡単ではないことも事実ですが、人生よりはずっと易しいと考えています。
過去にもこのコラムで書いてきたように、資産運用は普通の人々が幸せな一生を送るための必須科目の一つだと私は考えています。そして資産運用の中で株式投資が普通の個人が利用しやすく、株は有望な投資対象だと考えています。
しかし残念ながらアメリカの家庭や学校のように、日本の家庭や学校ではお金の話はあまり教育の対象にはなってはいないようです。株式投資に関しては、どちらかというと競馬や競輪と同じようなギャンブルと同じような目で見られることが多いようだと感じています。
しかし世の中の多くの人々は株式会社などの企業に就職して、サラリーをもらい生活している人が多いのではないでしょうか。特に上場している企業に就職をしたいと望んでいる学生は多いと思います。
また私たちの年金の運用手段として株は大変重要な役割を果たしています。そして多くの人が働く企業が株を発行して資金を調達することにより、多くの事業を行い、労働者を雇ってくれているわけです。
株式投資を利用するか、しないかで資産の増加のスピードがまるで違います。もちろん株式投資が嫌いな方に無理やりお勧めするつもりは有りません。しかし株式投資で成功し稼ぐ技術を身につけることは、波乱万丈な人生を生きていく上で起こってくる様々な問題を解決するのに必要な技術を身につけることにつながります。
株式投資を行うことによって決断力、直観力、実行力をつける。知恵を使い、失敗を良い経験に変え、自分を信じて行動できる積極的な性格を作り上げる。
そんな人生で成功するためのスキルを株式投資を通じて身につけていく。
財産を築くとともに、自分の幸せな豊かな生活を築く。
株式投資では、人生にも大切な行動することを学ぶことが出来ます。
ちょっと思い浮かべただけでも、株式投資をするということは、まずその株を買うかどうか考えます。考えた上でお金が減ってしまうかもしれないリスクをとって投資を実行します。いくら考えても実際に行動しなければ儲けはないのです。
(株を買うという行動が伴わなければ、絶対儲けることは出来ません。損することも有りませんが・・・・)
知恵を使う方法も学びます。
よくA株をかうかB株を買うか選択に迷います。
そのときの直感力を身につけることも出来ます。
含み損を抱えた時、多くの痛みを乗り越えて損切りすることで、撤退する勇気も学べます。そして損をした経験を良い経験に変えることで、今度は利益を上げられることを学べます。
買うにしても売るにしても、多くの決断をして、その決断を実行に結びつけることによって株式投資では利益を上げることができます。行動することがすべてです。
よく自己啓発のセミナーなどに出て知識を得ても、知識を得ただけで満足して実行にまで結び付けられない人がいます。知っていることとできることはまったく違う。それをイヤというほど体験できるのが株式投資です。
そして株式投資には強烈な射幸性があります。
ギャンブルに通じる面白さがあるのです。
その強烈な面白さを利用して、自分の性格を変えることが出来ます。
投資家としていつもどの銘柄に投資するか悩みます。
もちろん利益の最大化をはかる目的でいろいろ調べて選択します。有限な自分の投資額を儲かりそうな銘柄に配分する。しかしある銘柄を選んだということは、他のすべての銘柄を捨てたと言うことなのです。
私も投資をしていろいろ後悔してきましたが、どちらかと言うと何を選んだかで後悔することよりも、何を選ばなかったか、何を捨てたかで後悔することが多かったように思います。
あることを選択するということは、実は同時に別の可能性のすべてを捨てたということなのです。成功する投資家は、この代替案を捨てる能力が非常に高いと感じます。
人生の大事なイベントで、二者択一の選択を迫られることは多いのです。
その時、選択の最後の決め手は勘しか有りません。
勘が鈍くていつも間違った選択をしていたら、人生の最後には大きな差がついていることでしょう。この二者択一の選択において正しい選択をするという能力を高めることは、人生の大選択のときに大きな力を発揮します。
(中略)
その時どちらを選ぶかの決め手は何でしょうか。
それは勘です。勘で選ぶしかありません。
株式投資も売るか買うか、この株を買うか、それともあちらの株を買うか。
本当に結論を出さねばならない選択を迫られることの連続です。
その判断を間違えたために、すぐに損をしてしまうことも多いのです。
企業に就職する時は、自分のからだは一つですから両方の会社に勤めることはできません。しかし株がありがたいのは、資金さえあれば両方の企業の株を買ってしまうという手が使えることです。
自信のなさでもありますが、未来は誰にもわかりません。
人生を生き抜くことに比べて株式投資が楽だと私が考える理由は、この選べなければ両方買ってしまえ作戦が使えるからです。人生の大選択、就職にしても結婚にしても、両方選んでしまえ作戦は使えません。
みなさんも人生を生き抜く力があるなら、株式投資でも稼ぐことができると考えてみることをお勧めします。
損切りを遅らせたために大きな損失を生むこともあります。そのような経験をとおして投資家は成長していきます。株式投資で培った決断力、勘の鋭さは人生において、必ず役に立ってくることばかりです。
(後略)
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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本日第10号配信! 村田雅志氏による、石川臨太郎研究コンテンツ。
【村田雅志の「石川臨太郎有料メルマガ生涯パートナー銘柄の研究」の研究】
いよいよ佳境に入ってきました。第10回は、過去最も研究銘柄で取り上げられたあの銘柄を今の時間軸で再チェック。現時点の目線でどのような評価になるのでしょうか!?ぜひお読み下さい。
この応援企画(「生涯パートナー銘柄の研究」の研究)は、有料形式で3カ月間(計12回)のメルマガとしてご提供いたします。
2008年12月より10年間配信されていた有料メルマガ509回分全てを分析し、研究いたします。それらに掲載された銘柄情報を中心に、傾向分析や現在の評価などを加味して解説します。
村田氏の思いはこちらをお読み下さい
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●第10号(5/21配信)より
ご覧のように、A社の株価は、「生涯パートナー銘柄の研究」で初めて取り上げられた2012年から2017年までの間に7倍(!)近く上昇しましたが、2018年には半分以下に下落しています。
(中略)
今期の予想経常利益をつかった事業価値は、足元の時価総額とほぼ同じです。仮に時価総額が、上記方法で試算された資産価値と事業価値の合計に近づくと想定すれば、株価は50%程度の上昇余地があると言えます。
(後略)
第1号目次
■有料メルマガで取り上げられた企業数
■メルマガで一番取り上げられた企業は?
■3回以上取り上げられた企業をすべて紹介
第2号目次
■石川さんは化学好き?~研究銘柄を業種別にみる
■石川さんは意外と大企業嗜好?~研究銘柄を市場別にみる
■石川さんは中型が好き?~研究銘柄を時価総額別にみる
第3号目次
■生涯パートナーの絶対条件!~研究銘柄を自己資本比率で整理する
■赤字企業は嫌い!~研究銘柄をROEで整理する
第4号目次
■低利益率でも大丈夫?~研究銘柄を営業利益率で整理する
■上場廃止銘柄を確認する
第5号目次
■まずは確認~メルマガの構成
■研究銘柄の語り方
■創業時期などの沿革、事業の紹介
■株価や業績の変化
第6号目次
■研究銘柄の語り方
■「研究銘柄に選んだ理由」の構成
■常に現状をチェック~研究銘柄として選んだ銘柄の最近の動向
■株価下落リスクを可能な限り避ける試み~選んだ理由の箇条書き
第7号目次
■研究銘柄を分析する手順
■研究銘柄の資産価値の定義
■研究銘柄の資産価値と時価総額との比較
■研究銘柄の事業価値の計算方法
■研究銘柄の事業価値を定性的に考える
第8号目次
■コラムの内容を整理
■同じタイトルのコラムが続く
■石川さんと「メンタル」の関係
■石川さんが語る「夢」の効用
■儲けられない投資家
第9号目次
■石川さんが考えるインカムゲインの「あるべき姿」
■石川さんが考える「生涯パートナー銘柄」
■石川さんの投資哲学は戦闘?
■株式投資における戦略、戦術、戦闘力
■インカムゲインを一気に確保する戦闘
第10号目次
■前期(19年3月期)は25%の減益
■20年度からの3カ年の中期経営計画
■株価の推移と石川さんの見方(勝手な予想)
■石川さんの視点を使ってA社を分析する~(1)割安度
■石川さんの視点を使ってA社を分析する~(2)業績予想の保守性
■石川さんの視点を使ってA社を分析する~(3)業績が伸びると増配
■A社のM&A戦略
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