株式市場は一転・二転としながらも1月4日大発会の日より回復相場を演じています。
1月18日の一つ目の節目、25日移動平均線を突破。一時、2月8日にその25日平均線を下回るが、翌日には大きな上昇と共に再度突破。そして、次なる節目の75日移動平均線を今週月曜日、2月18日突破した。
その間、2度程75日移動平均線をトライする動きを示すが、ウォーミングアップをしていたようです。
その日経平均を押し上げたのが、悪役でした「ソニー・6758」が2月7日下値から這い上がる動きを示したこと。同じように「ファーストリテリング・9983」も下げ止まりから上昇に反転。もう一つは「JR東海・9022」が年初来高値更新。主力銘柄の「三菱重工・7011」「日立・6501」など時価総額が大きい銘柄も上昇していることが、今の株式市場に変化を与え、抵抗帯であった75日移動平均線も取ることが出来た。
半面、時価総額が大きい銘柄であったことで、日経平均の上昇幅が限られました。
テクニカル的に、この25日移動平均線&75日移動平均線を突破したことは、上値抵抗帯を取ったことになるので、相場の基調は変化していると見ることが出来ます。そして、各移動平均線を突破する動きの中で、トレンドの変化を読み取ることが重要です。
下降トレンドから上昇トレンドに変化する。日経平均であれば、10月高値の山から12月の戻り高値の山をラインで結ぶと、2月13日の75日移動平均線へトライしたその日に、この下降トレンドラインを抜く動きを示しました。この時点でトレンドに変化があったと。
あとは、最後の節目は200日移動平均線になるでしょう。日々変化しますが、現在は22000円超の水準にあります。しかし、かなり重い抵抗帯ですので。
また、面白くなっている点は、前もちょっと触れましたが、マザーズ市場が変化しています。「サンバイオ」の急落で市場全般大きな打撃を受けました。
しかし、その「サンバイオ」に代わる銘柄として、マザーズ市場内の時価総額がある程度大きい銘柄が活躍していることです。
「オンコリスバイオ」や「メルカリ」(昨年末から今まで、8週連続の陽線を示現、今週も陽線になりそうです。滅多にこのようになることはありません)直近では「ユーザベース」「HEROZ」なども動意しています。
マザーズ指数も再度一つ目の節目、25日移動平均線を突破してきました。
変化の表れと考え、マザーズ市場も面白くなると考えています。
(大魔神)
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