生きていると時々、ショッキングな出来事に出くわすことがある。その中でも突然の病魔が有名人を襲った話は国民の関心を呼ぶことになる。
誰しも自分がいつ大きな病気に罹患し、闘病生活に入るかなど知る術もない。常日頃から病弱で病院の世話になっているのであれば、ある程度は予測はつく。私も昨年から第二種糖尿病との戦いに入っており、インシュリンを打ちながら血糖値下げに向け悪戦苦闘の日々を送っている。
そこで気がつくことは人の体の不思議さだ。私たちは、複雑形の精密機械のようなデリケートな体と付き合いながら日常生活を送っていることに今さらながら気がつくのだ。
水泳の池江選手が白血病と診断されたことがメディアで伝えられて以来、励ましの言葉が送られている。億の近道の読者の皆様及び執筆陣を代表して私からも励ましの言葉を送りたい。「池江選手、頑張れ!!」と。
折しも私は先日、サンバイオショックに絡めて創薬ベンチャーについて皆さんにも考えてもらうようコメントしたが、創薬ベンチャーの役職員、それを支える関係者の皆様にも、ぜひ人の命を救う重要な役割を担う活動に一段と邁進して頂きたい。
先日亡くなられた堺屋太一氏が予見した少子高齢化が本格化しようとする社会の中で、こと病気となると世代を問わずにいつかかるのか分からない怖さがある。今回、まさか水泳の金メダリストである池江選手の下を襲うとは思いも寄らぬことであった。
高齢者向けの医薬品開発もさることながら罹患確率の低い若い命を蝕む病魔に立ち向かう医薬品の開発がぜひとも実現することを願う。
血液のがんとも言える白血病治療薬には既に様々な企業が取り組んでいるようだ。その中でも副作用の少ない安全で有効性の高い医薬品開発を推進する、DeltaFly(4598・M・時価2661円)の活躍に期待したい。
同社は昨年10月にIPOしたばかりの企業であるが、上場後4か月を経過し株価は下落トレンドを続けている。人気離散の中で投資家の期待は徐々に高まりつつあるように見える。
なお、同社は2017年3月に日本新薬に対して再発・難治性の急性骨髄白血病治療剤について、日本を対象とした本剤の独占的開発権、独占的販売権を付与するライセンス契約を締結している。
(炎)
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