2019年は面白い相場になるぞとある知人が語っていた。私も同感と答えました。
27日は前日のNY市場が大幅に上昇、過去最大の上げ幅を記録。株式市場は途轍もなく、面白い動きを演じます。
来年は、まさに、上げ下げの激しい相場になるのではと、その予兆ではないかと。考えます。
世界的な景気後退が懸念されているが、私自身、「日本だけは」違うと。
今年臨時国会にて、「入管法改正」で「外国人労働者」を積極的に採用することになり、日本に定住(法律では5年間になっていますが)する。その分若い世代が増加。日本の一番問題視されていた「人口減少」に歯止めが掛かると言うことです。
ある経済学者も語っていた「人口動態により経済状況は大きく変化する」。人口減少はその国と経済を悪化させる。反対に人口増加は経済を活性化する。このことは、米国・英国・フランス・ドイツなども過去移民受け入れで、経済の立て直しをしている。今でこそ、いろいろな問題も起きているが、人口増加によって、経済の立て直しが出来たことは間違いない。
この度の政策によって、段階的な外国人労働者の受け入れになっているものの、間違いなく日本の人口は増加することになると考えます。
その年が2019年であり、今まで続けていた「鎖国」政策を「開国」に転じる。このことが、「株式市場」に大きなプラス効果を与えると考えています。
特に国自体の国力が増せば、ここ低迷をしていた「内需株」がリード役になっていくでしょう。「金融・不動産・建設・電鉄・消費関連」等がどのような動きを演じるが楽しみにしています。
本来、その国の株式市場が上昇する際にはその国の通貨が上昇します。かの1989年バブル当時は円高で株が上昇・円安で株が下落と。それは内需株リードの相場であったからです。
ここ数年の株式市場は「外需」に頼っていた相場でした。しかし、人口増加・労働者増加に伴って、日本の国力が増せば、内需活性化に繋がると考えています。案外と強気です。
さて、テクニカル的には、相場が崩れ、底打ちするには、値幅・そして調整期間を見ます。
その観点から、値幅的には今回の19000円割れは、底に近い水準と考えますが、相場にはもう一度、下値を試すことを行います。2番底です。18000円台がポイントに。
また、期間的には大きく下落を示現した相場は、やはり、5カ月から6カ月間程度の調整期間があり、ここ2012年末から上昇した相場に際しても、2014年、2016年に調整場面がありました。その意味合いからも来年、2月、3月程度、第三四半期の決算発表シーズン過ぎがポイントになると予想しています。
株式市場はやはり、各企業の決算内容をしっかりと検証するはずです。ここが期間的なポイントと見ています。
皆様におかれましては、良いお歳をお迎えください。
来年もよろしくお願い申し上げます。
(大魔神)
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