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市場潮流

2018/10/15 15:05 投稿

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 今週(10月9~12日)の東京株式市場は、3連休後の4日間の立会いでしたが、日経平均株価が週間で1089円06銭下落し(率にして4.6%の下落)、2万2694円66銭で取引を終えました。2週連続の下落です。

 週初の9日(火)は、前日8日の米国株式市場でハイテク株が売られたことを受けて、電機・精密、自動車などが売られ、4日続落となりました。
 続く10日(水)は自律反発狙いの買いが入り、5営業日ぶりに反発。
 しかし、11日(木)は前日の米国が急落したことを受け、日経平均株価は前日比915円18銭安となり、2万2590円86銭で引けました。1日の下げ幅としては、今年3番目の大きさでした。
 しかし、12日は米国株の大幅続落を受けて売られて始まりましたが、押し目買いを背景に反発し、前日比103円80銭高で終わりました。


 米国の景気は、絶好調と言っても過言でない状況です。主要企業の業績も前年同期比20%以上の増益が続く見通しです。これを背景に、長期金利が上昇。株価の割高感が生じて急落しました。しかし、急落によって、割高感が解消すれば、再び買いが入ってくるものと見込まれます。

 外為市場で、ドル・円レートの動きは落ち着いており、今回の株価の下げは、金融資本市場全体には波及していません。

 筆者自身は、今回の事態を深刻には捉えておりません。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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