今回は特別に、本日配信の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。
=コラム「進捗率が高かった企業の中から絞り込み決算発表を待つ」
(有料メルマガ第501回・2018/10/2配信号)
【前略】
いままで何度もこのコラムで書いてきましたが、株式投資は一生続けて行く遠泳のように長い時間をかけて続けるゲーム(=戦い)です。欲張りすぎる目標を設定すると、完遂することが難しいゲーム(=戦い)でもあります。
【中略】
運用する投資資金が大きくなればなるほど、儲けが大きくなる、と考える投資家がいるかもしれませんが、運用資金の大きさと、儲けの額は比例しません。
投資資金が多いということは、いつでも投資したい銘柄に投資できる可能性があるということです。これは背泳ぎで口が水面上にあり、いつでも呼吸できるのに似ています。しかし、いつでも呼吸できると油断していると、実際に呼吸をするのを忘れてしまう事態が起こります。
投資資金が大きくなると、投資したい銘柄が出てきたらいつでも投資できるようになりますが、目移りしてしまい投資判断も雑になり、利益を上げられない(=息が出来ていない)ことも多くなります。
アベノミクス相場が続いた6年間の間でも、儲けられた投資家は限られていると言われています。つまり損をした投資家のほうが多いらしいのです。
投資資金が大きくなれば、損をする金額も大きくなるという可能性も出てきます。自分が利益を確保しているのに、他の投資家より利益の金額が少ない。無念だと欲張って、無理をするのが間違いの元になることも多いということを、私自身が過去に何度も何度も、嫌になるほど経験してきました。
自分投資している銘柄が2年連続の赤字なのに、株価が上がっている。
「なんでなんだろう。」そう感じます。そう考えて利喰い売りをして撤退しても、その後も株価が上がり続けて、あっという間に私の売値の2倍以上になってしまう銘柄も時々でてきます。
昔は悔しくて後悔と腹立たしい思いを引きずり続けましたが、最近はそんなことで精神的な打撃を受けることはほとんどなくなりました。
9月のSQ前のように投資環境が酷い時の株式投資はどのような投資作戦をとっても痛手を受けてしまいました。しかし9月のSQの後のように投資環境が改善して、良くなっていく可能性が高いときにはどのような投資作戦を取るのが良いのでしょうか。
もちろん、これから述べることはどんな投資環境下にあっても有効な投資戦略です。しかし投資環境が良くなる時には、この作戦の有効性が高まってきます。
その投資戦略とは、孫子の兵法に言う
『勝ち易きに勝つのが、良い戦いかた(=投資戦略)』
だと考えています。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。
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また、コラムでは、「いよいよ10月になり、3月本決算企業などの第2四半期の決算発表が始まります。第1四半期の利益の通期業績予想に対する進捗率が高かった企業の中からターゲットを絞り込んで、事前にファンダメンタルズ分析を行い、決算発表を待つことが2018年の運用成績を決めると考えて、分析作業を進めています。」と題し、本日一部掲載したほかに、過去の有料メルマガの首題を振り返りながら、どのように自身の投資行動が変わってきたか、ケーススタディしていています。
さらに、今後の相場で勝ちやすいと考えている銘柄の条件をいくつか挙げ、それを踏まえた研究銘柄候補を5社取り上げています。
金曜までにお申し込みの方には、本号も差し上げます。ぜひご購読を。
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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
過去サンプル(研究銘柄)
銘柄研究 ニチリン(5184)
]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)
過去サンプル(コラム)
増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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孫子と三賢人のビジネスその1
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