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 2度目の南北首脳会談で結局は開かれることになるのか米朝首脳会談。駆け引きで揺れる6月12日の米朝会談の行方に関心が集まる中、日本国内では加計に森友と相変わらず不毛の議論が続いています。

 そんなのどうでも良いじゃないかというような話でもメディアが取り上げてはそれに相乗りする野党国会議員の皆様の執拗な安倍首相へのやや理不尽な攻撃は続いています。国民の意思が働かないような国会で議論が10年、20年先の日本に悪影響をもたらさなければと思ってしまいますが皆さんはどうお考えでしょうか。
 国会はどうでも良いことを議論する場?もっと大事なことを議論しないと未来の日本が憂慮されます。


 1月23日の高値から4か月を経た株式市場にとってはポジティブな変化を待っているとも思えますし、一方では様々にネガティブな要素もある中で気迷いムードが指数を一気に上昇させない状況にあると言えます。

 私のもとには相場の方向感が見えなくなったとの投資家の悩みを書いたメールが届いています。ここであまり弱気にならずに前向きにいきたいところですがそのためには経済のかじ取りが重要です。


 6月に打ち出される予定の政府の骨太の方針についてPB(プライマリーバランス)の改善に配慮して財務省が企図する消費税10%への引き上げに向けた内容がデフレ脱却に向けた財政政策の積極化に変化するようなことがあると市場のムードは一変し、1月高値を一気に抜く展開も想定されるわけですので、ここでは米朝会談の行方とともに政府の施策に大いに期待したいところではあります。
 財務省が後押しする増税派とPBを気にしないでデフレ脱却に向けた施策を打ち出すべきと主張するエコノミストに支えられた積極財政派とで、ここでも駆け引きが盛ん。いずれにせよサプライズのある施策が打ち出されることが株式相場にとっては重要なのではないか・・。


 直近になって日経平均は2万3000円台に乗せた後、自動車関税問題の浮上でトヨタ株が大きく値を下げるなど現実にはやや調整気味の相場展開を余儀なくされていますが、その一方では好業績の資生堂株が人気を集めるほか同様に好業績見通しの中小型銘柄への物色気運が高まりつつあるように感じられます。

 3月決算の業績発表が一巡し説明会がラッシュとなる中で株式市場では改めて企業を冷静に評価しようとする動きが当面は続きそうです。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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