今回は特別に、本日配信の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。
自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。
=コラム「彼岸底の可能性が高くなったら割安株に投資する覚悟」=
(有料メルマガ第473回・2018/3/13配信号)
【前略】
短期投資家は順張りの投資で上がった株価をすぐ利喰いすることが多いです。
中長期軸の投資家にはコントラリアン(逆張り投資家)が多いと感じています。私も自称コントラリアンです。
コントラリアンとは、市場のトレンドの反対に相場を張る投資家のことです。
逆張り投資家とも言われます。
コントラリアンは英語の『contrarian』のことで、人と反対の行動を取る人、反対意見の人などという意味を持っています。
日本企業の株価は、世界の国の株式市場のうち中国とかアメリカとかどこかの国の株価指数が下がると、悪いところにツレ安して下げるような状況が続いています。日本株の投資家が付和雷同型の短期投資家ばかりになっているのが原因かもしれません。
日本の株式市場に参加している投資家の多くは、通算では大きく損をしているけれど、時々大きく儲かることがあるから、株式投資を止められない。
こんな投資家が多数派なのかもしれません。
しかし、そんな投資家が多いので、巨額の利益を求めるためにレバレッジを大きく掛けた信用取引は、絶対やらない。ある程度稼げたら感謝して勝ち逃げして(=利喰して)他の割安な配当利回りや配当優待利回り(=高インカムゲイン銘柄)の高い銘柄にシフトをしていく。
こんな単純な投資戦術を続けてきたことでアベノミクスがスタートしてからの5年間で大きな利益を得ることができました。
株式投資で大きく利益を上げられたときには、一部資金を現金化してワンルームマンション投資に振り向けました。株でこんなに儲かるのに、なんて馬鹿な資金シフトをするのかといわれました。
私の投資目的の最大の理由である、老後の安定収入を確保するという目的達成のためには、株式投資より圧倒的に安定した収入を確保する手段になるのは不動産(賃貸)投資だと考えて、現金でワンルームマンションをコツコツ買い増していきました。
ゴールド(=金)に投資したのも、ゴールドで売却益を得ることを目的にしたのではなく、万が一強烈なインフレが襲ってきたときに家族で2年程度は生き延びる手段を確保するという、目的で投資をしました。
【中略】
自分の経済的な実力を超えたような投資で、資産の極大化を求めなくても、大きな損をしないように自分の経済的実力にあった程度でできる投資手段を捜し求めれば、ちゃんと見つけだすことが出来ました。
私が20代から40代のころよりも、現在なら投資手段も増加して、自分の経済的実力に見合った投資手段を見つけやすくなっています。
株に投資する場合も、他の投資商品に投資する場合も、「いま何に投資すると一番儲かるか」というような目線で探すと、上がりきった割高な金融商品を掴まされる可能性が高くなります。
また個別株への投資でも、スッ高値で、年初来高値の天辺で買ってしまうことも出てきます。
たとえば私もカーリットホールディングスを決算短信発表直後に成行買い注文を出し、509円という、チャートとして記録に残る天辺掴みをやりました。持ち続けたおかげ2018年3月9日のカーリットホールディングスの終値の株価は1128円です。
自分で調べてカーリットホールディングスの企業の価値(=資産価値+事業価値)が509円程度であるわけがないと確信を持っていたからです。
ゴールドの価格が1300円を割り込んで、後に三井物産フューチャーズで日本で最初のコモディテイ・ストラテジストになった商品の専門家が「ゴールドは投資対象ではなくなった」と本で公言したところから、買い増し額を拡大したのと同じことです。
香港のファミリーマンションも、天安門事件が起こって香港の不動産が暴落して、なんて馬鹿なことをするのかと笑われながら、自分の考えで投資を実行しました。
【中略】
いつも株価の急落が起きた時のコラムに書いてきたことですが、投資家は自分がどのような投資スタイルで投資しているかを把握して、自分の決めた投資の時間軸で、自分のルールに従って投資を進めていくことが、とても大切です。
そうでなければ、牙をむきだして襲いかかってくる株式市場で生き残っていくことは難しくなります。
【後略】
経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎
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本日配信の有料メルマガでは、最近上方修正を発表し、利益回復した上、今後の業績伸長も期待でき、株価リバウンドするもまだ十分割安な、高技術キャッシュリッチ企業を研究しています。
また、コラムでは、「今週からの株価の状況で彼岸底になるかどうかが決まると考えて、もし彼岸底の可能性が高くなったら、証券会社に残しておいた資金を割安株に投資しようと覚悟を固めました。」と題し、本日掲載の内容に加え、現在の市場に対応する投資行動を具体的に書いています。
さらに、有料メルマガ2月20日配信号で取り上げた研究銘柄候補10銘柄を再度チェックし、リバウンド開始後の投資に最適な事を確認しています。
加えて、株価位置が低いと評価している今後の研究銘柄候補として、「優待銘柄」から2社、「非優待銘柄」から2社を取り上げています。
2番底が確認されたかどうかの分水嶺、ぜひご購読の上、参考になさって下さい。
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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。
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