動きの良い株は何かと気になるものです。ストップ高した後もたついている銘柄を狙うとかユニークな発想で運用されている知人の成績がとても好調だと聞いています。
先日のセミナーではIPO後調整している銘柄に関心を持つように皆さんにお話した手前、この知人の運用手法をほめるのは心もとないのですが短期運用者であればこうした手法を取り入れることが成果につながるのかも知れません。
本日は街コン事業のリンクバル(6046・マザーズ)が501円高の3440円と大きく値を上げたほかこのところ株価堅調な人材関連の平山HD(7781・JQ)にも躍動感が感じられます。
これらは2015年IPOという共通項があります。
相変わらず意味不明な上昇を見せるのが取水用スクリーンや水処理装置のナガオカ(6239)ですが、この株も実は2015年のIPO。業績はほとんど無視しての株上げが見られるのが興味深い。
セミナーではこうしたIPO後の停滞が見られる銘柄を抽出して関心を持って頂きたいとのお話をしたのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか。
セミナーでは福岡Qボードに上場する2社についても取り上げてみましたがいずれも本日は堅調な値動き。参加された皆さんにも関心をもって頂いたのかも知れません。
地方銘柄に関心を持ってもらおうと提言しましたが、本日は名証2部の竹田印刷(7875)がストップ高の919円で買い物を残して終えています。その背景は好業績かつ東証2部への移行にあるのですが、そうなると他の名証2部銘柄にも関心が向かう筈。
その中では昨年IPOの名証2部銘柄○○○園がジリ高歩調で徐々に関心が高まりつつあります。
地方銘柄で目につくのは名古屋セントレックス上場でシェアリングエコノミーをビジネス化しようとしているガイアックス(3775)。
同社株は前日比148円高の1141円と急騰。
ダイヤモンド・ザイ3月号に10万円株の中で西の横綱と紹介されたアドソル日進(3837)が久々に上昇力を高めてきたのが印象的です。IoT機器向けサイバーセキュリティビジネスの成長を材料にしての今後の株高に期待したいと思います。
(炎)
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