今週(10月23~27日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で550円81銭上昇し(率にして2.6%の上昇)、2万2008円45銭で取引を終えました。
7週連続の上昇であり、24日(火)まで16日間続伸し、過去最長を更新しました。
翌25日(水)には17日ぶりに反落しましたが、26日(木)、27日(金)と続伸。27日には96年7月以来、21年3カ月ぶりに2万2000円台を回復しました。年初から27日までの上昇率は15%に達し、世界同時株高のなかでの日本株の出遅れ感は解消してきました。
来週は、米連邦準備理事会(FRB)の議長人事が決着する可能性があります。
2万2000円を回復した達成感から、利益確定売りが優勢になる可能性がありますが、本格化しつつある主要企業の17年4~9月期決算などを支えに、底堅い展開が続くと予想します。
(水島寒月)
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