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有料メルマガライブラリから(233)「どうせ投資するならば、財務面・販売先で信頼できる企業」

2017/09/01 02:00 投稿

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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「どうせ投資するならば、財務面・販売先で信頼できる企業」=
 (有料メルマガ第397回・2016/9/6配信号)



【前略】


 世の中がどう変わったかを良く見極め、それに合わせて自分も変化する必要があります。株式投資でも投資環境の変化に自分も合わせて変わっていく必要があるとも感じます。

 ただ自分が変わるためにはいままでやってこなかった武器も持たないと安心できない。私はそう考えて時間はかかるけれどバランス・シート分析を取り入れました。

 4年でその企業のバランス・シートがどう変化したか。その比較してみると業績が伸びている企業の財務内容がとても良くなっていることに気が付きました。

 こんなに努力して変化している企業が投げ売りされて株価が大きく下落しているのはチャンスだと考えないと、おかしいのではないか。そういう思いが強くなってきました。つまり自分の投資意欲も改善してきたのです。


 最近の日本人は豊かさになれきっていまい、物を所有することに昔ほど喜びを感じなくなっているのではないかと感じるようになりました。

 日本人はアベノミクスによって景気が良くなったわけでもないし、まだ不況で暮らしは良くなっていないと感じている人が多いような気がします。

 しかし多くの新興国や東欧やアフリカの人々に比べたら日本はとても豊かです。本当に食べるだけ、生きるだけで精一杯という人が世界にはたくさんいます。


 日本では新築のビルがどんどん建っています。私が住んでいる田舎でもビルが建ち、マンションが建ち、新しい道路が作られたり、道路が2車線に拡張されたり、高速道路が新設されたりしています。田舎でもこのような状況です。やはり日本は豊かな国だと感じます。

 物が少なく、貧しかった時代には、ものを買うことが喜びでした。いまアジアなどの新興国では物を買う喜びに多くの人々が浸っています。この勢いは素晴らしいものがあります。一時的にドル高で新興国経済などが下押しされても、かつての日本がそうだったようにこれらの国々の経済を押し上げことになるでしょう。

 では日本はどうなのでしょうか。老人ばかりでなく若者も、そして男女の違いなく物の価値を自分で判断できる人が少なくなっているように思えます。

 これは物が溢れ返る豊かな世の中で、物があるのが当たり前になれてしまい、また自分で物の良し悪しが判断できなくなっているのではないでしょうか。

 どの商品に価値があるかわからない。あるいは物が多すぎて選べない、自分で考えるのが面倒で判断したくないと言い換えてもいいかもしれません。


 株式投資でも同じです。企業の業績予想を信じない。円高なら輸出企業の株価が上がるわけはない。そう考えて多くの輸出企業ばかりではなく内需企業の株も投げ売りされました。

 でも相場テーマになっているような事業をスタートしたと聞いただけで、イナゴのように投資家が集まって来て、ほとんど利益を上げていない企業や赤字の企業の株価を一気に上げるようなことが起こります。しかし、そして熱は直ぐ冷めて株価が大きく下がります。株価が上がることが投資家を集めることになります。しかしその集まり方が異常です。

 その反面、業績を連続して伸ばしている今日の研究銘柄の萩原電気のような企業の株価は、前期比で少し減益だと発表すると、大きく下落するようなことも起こります。今日のコラムで取り上げたJCUは1年ちょっとの間に半値以下まで投げられました。

 やはり他の投資家の投資行動で大きく乱高下する株価に影響されて振り回されないようにして、自分で投資したい企業のファンダメンタルズをしっかり把握したうえで、この企業は信頼できると信じられる企業に投資して、中長期で資産を形成できる投資家になりたい。私は自分を更に強い投資家に育てていきたいと考えて、努力する日々が続いています。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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 また、コラムでは、「いつか米国市場の株価も調整する時が来る。そう考えながらも、米国の株式市場の堅調さは持続しており、日本株も恩恵を受けています。油断しないで米国市場が調整した時は、どう対処するかを考えながら運用成績を伸ばせる時に着実に利益を確保していこうと考えて、株式市場と向かい合う日々が続きます。」と題し、油断をしていると忍び寄ってくるリスクに対応する心構えと、投資行動を筆者の経験から提言しています。

 さらに、過去の研究銘柄でウオッチしていながらも、急騰に対応できなかった事例を2銘柄ほど挙げて、それぞれのケースでどのように対応するのがベストだったか、研究し、今後同様の事態に対応する方策を考察しています。

 加えて、最近大きく株価を上げたり、堅調に推移している過去の研究銘柄を7銘柄ピックアップしています。
 そして、研究銘柄候補を3社、簡単な分析と共に取り上げています。

 今回も盛りだくさんの内容です。


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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。


【直近6ヶ月の研究銘柄パフォーマンス】

2月21日~6月27日の研究銘柄から一部抜粋
(株価は8月31日現在)

 N社  +61.58%
 M社  +36.23%
 J社  +34.75%
 T社  +33.33%
 M社  +32.63%
 S社  +46.63%
 T社  +50.99%
 T社  +31.25%
 S社  +85.23%


過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
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