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有料メルマガライブラリから(231)じっくりと株価の動きを確認する必要が更に高まっている

2017/08/09 14:17 投稿

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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「じっくりと株価の動きを確認する必要が更に高まっている」=
 (有料メルマガ第393回・2016/8/9配信号)

※注 2016年8月現在の内容ですので留意下さい。


【前略】


 どんなに業績が良い企業でも、その企業に投資している投資家の都合で売られて下げてしまう企業の株も多いです。上記の決算短信発表後に上げた企業と下げた企業には同じ業種の企業があります。同業種でも株価の動きがちがうことを確認してもらう意味もあり、リース会社と電力会社に関しては比較のために提示しました。

 自分が良い決算だと考えて、他の投資家も同じ判断で上げだした企業の株に投資したほうが、経験的にいうと短期的には良い運用成績になることが多いです。

 自分が良い決算内容だと感じても、下げてしまった企業の株は、すぐには反発しない方が多いと考えています。

 ただ、その企業のことを十分理解できていて、しばらく耐えるつもりで投資するのも時間はかかる可能性は高いですが、悪い選択ではないと考えています。


 それでも、『投資家が買うから株価が上がるのではなく、株価が上がるから投資家が買うのだ』ということも忘れないようにしなければならないと感じています。

 株価が上がり始めるためには何かのきっかけ、カタリスト、触媒が必要になります。しかし株価が上がり始めてしまうと、株価が上がることが投資家の注目を集めて、株価が上がるから買うという投資家が増えてきます。

 下げる株にも同じことが言えて、株価が下がるから売って逃げるという投資家も増えてきます。


 どんなに低PERかつ低PBRかつ優待がある銘柄でも、株価が上がらないことから投資する投資家が増えないで、株価が低迷したままで終わってしまう株も数多く存在します。

 もちろん、そのような株が一旦上がり出し、下げてこなくなると投資家の注目が集まって株価が上がり続ける可能性も当然のように出てきます。しかしそうなるまでには時間がかかることが多いです。


 投資家は自分がその銘柄を、いまの株価(=いま買える株価)で買うことに納得がいくと投資を実行します。トレーダーのようにチャートなどや、いろいろな投資シグナルに基づいて(=納得したら)投資を実行することもあるでしょう。

 しかし、それぞれの投資家が利用している納得材料には株価が上がり続けているという状況が影響を与えていることを忘れては、投資判断を間違う可能性が高くなります。

 他の投資家の動きにも気を配りつつ(⇔ただし自分の投資判断にあまり過大な影響を受け過ぎないように注意もしながら)業績も資産内容も抜群に良い企業の株に分散で投資を行いたいと考えて、発表された決算短信を読み進めているところです。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【1Qで大増益確認!インフラや産業を支える、低PER低PBRの優待新設の増配企業を研究!!】


 本日配信の有料メルマガでは、国内インフラや海外を含む産業を支える製品群を持ち、第一四半期決算が大幅な増益となっているほか、株主優待も新設し、キャッシュリッチで低PER低PBR、増配を続ける技術型企業を、研究銘柄として掲載しています。


 また、コラムでは、「単純に業績から判断して、理解できない株価の動きが良く起こります。その上下の変動幅は大きく少し観察しないで投資判断を行うと損をさせられる場合も多くなりました。たかだか3か月間の業績数字で株価を判断するのではなく、過去の業績発表の傾向や、通期業績予想に対する進捗率を確認して、他の投資家の動きに驚いて付和雷同しないようにしたいと自分に言い聞かせる状況が続きます。」と題し、異なる値動きを演じている4銘柄を挙げて、個々の銘柄が持つ状況や業績などを勘案して、投資判断を行う重要性に言及しています。


 さらに、第一四半期決算発表を受けて、
1)大した業績ではないのに大きく上げた4銘柄
2)業績が良いのに決算短信発表後に下げた銘柄
3)決算短信発表後に大きく下げ、翌日下げを取り戻す上昇をした2銘柄
4)決算短信発表当日に大きく下げ、大引け後発表の決算が大きく伸び、通期も業績上方修正した銘柄
と言う分類でそれぞれの傾向を研究しています。

 加えて、地方市場で発掘した研究銘柄候補を3社挙げています。

 金曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。

 ぜひご購読下さい。


【2016研究銘柄パフォーマンストップ3】

 1月12日~11月22日配信分 全45銘柄 12月16日現在

 1位 エージーピー(9377)+233.33% 3月29日配信
 2位 エージーピー(9377)+213.68% 8月9日配信※
 3位 東京ラヂエーター製造(7235) +117.09% 7月5日配信

 ※この銘柄は2回配信しました。

 パフォーマンス分布
 +100%以上   3銘柄
 +50%~100% 2銘柄
 +25%~50% 14銘柄
 +10%~25% 15銘柄
    0~10%  8銘柄
 0%以下      3銘柄

 42勝3敗となりました。なお、配当・優待は加算しておりません。


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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