創刊されて18年にもなる「億の近道」は長期スタンスの投資家に支えられ今日に至っています。安定志向でリスクを取りたがらない多くの日本人に対し少しでもリスクに挑戦して資産形成を図ろうと日々努力されている個人投資家が着実に増えてきているように感じられる昨今ですが、国の年金制度が崩壊寸前にある中で自助努力で個人年金づくりを行おうとされている投資家の皆さんに多少でもお役に立てられればと思い7月29日にセミナーを行うことになりました。
国全体の年金原資は積み立てられたお金がベースとなりますがこれは常識的に言って安定した運用が基本となりますので少子高齢化の流れでは新たなお金の積み上げが限定される一方で出ていくお金が増えていくばかりとなって本当に維持できるかに不安感が残ります。
配分原資は過去の積み立て金で十分だとの見方はある程度は妥当ですが、支給される年金だけで国民の生活が維持できるかとなると心もとない訳です。
そこで今回のセミナーでは50歳台からの個人年金づくりをテーマにしてお話ししようと考えています。
先日105歳で亡くなられた聖路加病院の日野原先生は生涯現役の医師として天命を全うされましたが、100歳まで生きるかどうかはともかくとして通常は80歳から90歳を目標に人生のプランを立てる必要があります。
20歳までは人生の教育期。20歳から23歳は社会人移行期。
そこから延々と約60年間を過ごす過程を思い描いてみて下さい。
就職から結婚、出産、子育て、病気、日々の暮らしなどが人生の織物のように繰り広げられます。そこにはお金という暮らしを維持するための必要不可欠なとても不思議な存在が意識されることになります。
人はどうやってお金を得るのか、当然のごとく仕事をしてその対価を得ながら生きていくのが基本ですが、お金は決してそのままではありません。
お金を無駄に使わずにいれば預金通帳にたまっていくのが通常で、生活の状況に応じて減ったり増えたりします。
皆さんもご承知かと思いますが、国の借金が1000兆円以上あって大変だとよく言われたりもしますがそんな国の通貨が何で円高(価値が上がる)になるのかまったく理解に苦しむ現象が起きています。
どこからか聞こえてくる話の多くは国民を委縮させるような話ばかり。
1989年のバブル経済のピークから既に28年も経過して日本経済の凄さを知らない世代がいつの間にか増えてしまっているのには驚きです。
自虐史観の中で生きてきた日本人が自信を取り戻すためにお金を何らかの資産に変えて前向きに増やす活動をしていかないととの思いで18年前に創刊に至った「億の近道」とその読者で歩む活動はなおも道半ば。相変わらず日本の株式市場は指標面で見るとピークから半値の水準(実際には異論あり)ですが、東証1部の時価総額はピークをようやくクリアし、600兆円を突破。
とは言え、PER、PBR、配当利回りの3つの基本指標は過熱するには至っておらず、なおも先高期待を背景にジリジリと上昇するパターンを描きつつあります。
そうした中での株式による個人年金づくりも着実に進捗しつつあります。
限られたお金をつかって今日買って明日売るの短期売買ではなく中長期的な視点での私的年金づくりのための運用を行うにはどうあるべきかを今回のセミナーでは皆さんとともに考えていきたいと思いますので宜しくお願いします。
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(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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