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市場潮流

2017/06/27 01:56 投稿

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 今週(6月19~23日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で189円41銭上昇し(率にして0.9%の上昇)、2万132円67銭で取引を終えました。

 週初から外為相場での円安進行、米株高などを好感して日経平均株価は20日まで3日続伸。20日には6月2日以来、半月ぶりに年初来高値を更新しました。
 21日、22日は原油安が重荷となり、続落しましたが、23日は小反発して終えました。


 来週も大きな材料はありませんが、米国の景気動向を反映した米国株の動き、原油市況の動向などが焦点となりそうです。

 原油相場をみるうえでは、サウジアラビアの「皇太子交代」が重要なポイントになりそうです。新皇太子は「脱石油」に向けた構造改革の旗振り役だけに、改革を促進するうえでも、一定の原油価格は維持したいところだと思います。

 一方で、イラン、カタールなどに対しては強硬な姿勢が目立つだけに、「減産合意」の足並みが乱れる可能性もあります。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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