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有料メルマガライブラリから(211)着実に増益の割安な小型株も投資対象として検討したい

2017/02/09 16:33 投稿

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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「着実に増益の割安な小型株も投資対象として検討したい」=
 (有料メルマガ第326回・2015/4/21配信号)


※注 2015年4月現在の内容ですので留意下さい。


 どんなに投資環境が良好に推移していても、時としてミスター・マーケット
は迷走します。

【中略】

 株式投資でもトレンドフォローのほうが通常は成績が良いことが多いです。ただし大きな波乱が起き、相場環境が激変したときはマイノリティーが大きく勝ちます。マジョリティーが値段に関係なく生き残る為に市場から逃げ出すからです。

 だから、今のような相場ではどのような業種の株が買われて上がっているかを参考に投資対象を見つけることも大事です。また同じ業種のなかから出遅れている銘柄に投資しておくと、同じことを考える投資家の資金が集まってきて出遅れ銘柄の株価を押し上げるので、利益を上げやすくなることも起こります。

 その業種に属する多くの銘柄が高PERまで買われて、買われ過ぎていると感じても、なかなか下げないで上げ続けていても、そのような状況が永遠に続いていくわけがないことを覚悟して、投資対象を切り替える準備をしておくことも必要なことです。

 事前にはどのようなきっかけで、割高まで買われていた業種の株が一斉に崩れて下げだすかは分からないことが多いです。

 英語には『ラスト・ストロー(last straw)』という言葉があります。辞書を見ると、『ついに耐えきれなくなる負担〔行為・事情〕』という説明があります。

 ラスト・ストローは直訳すれば「最後のわら」なんですが、それがどうしてそんな意味になるのでしょうか。

 これは、ラクダに重荷を背負わせます。さまざまな荷物を、もうこれ以上積めないぎりぎりまで積んでいきます。そして、その上に更にわら一本を載せます。そうするとラクダは最後の一本のわらの重さに耐えられなくて倒れてしまうわけです。その最後の一本のわらがラスト・ストローです。だから、その最後の一本のわらが、「ついに耐えきれなくなる負担」という意味になるわけです。

 しかし、注意すべきことは、この最後のわらだけがラクダが倒れた本当の原因ではありません。確かに、その最後のわらを載せることによってラクダは倒れました。でも、ラクダの背に何も積載されていなければ、たった一本のわらが載っても、ラクダは何も感じなかったことでしょう。

 つまり、ラクダが倒れた「原因」は、それまでラクダの背中に積載されていた荷物の全量プラス一本のわらだということを忘れてはならないわけです。一本のわらは原因ではなくラクダが倒れたきっかけにすぎません。

 私たち投資家もその業種の多くの銘柄が割高になるまで買われ過ぎていると感じたら、何がラスト・ストロー(=きっかけ)になるかは分からないので、他の投資家に先んじて、その業種から撤退して逃げ出す準備をしておくことも大事です。

 欲をかきすぎて『もうちょっとの間は大丈夫だろう。もう少し稼ぎたい』などと欲張りすぎずに、もうこれだけ稼げたから充分だと判断して、その業種から撤退しはじめることも大事です。そして、まだ逃げきっていないうちにラスト・ストローが積まれた瞬間が訪れてしまったら、一気に逃げる瞬発力も必要になってきます。

【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【ニッチで強い!国内シェア1位の製品を持ち、低PER低PBRで業績上方修正と増配を発表した人気優待の企業を研究!】


 本日配信の有料メルマガでは、高技術でニッチな商材をもち、それぞれ高シェアなのに加え、子会社化による積極策などが奏功し、上方修正するなど業績も順調で、低PER低PBRで、増配と優待で株主還元にも積極的な企業を、研究銘柄として掲載しています。


 また、コラムでは、「トランプ大統領が大声で吠えるたびに、怯えたマジョリティー投資家が日本株やドルから逃げるので日本株も下がり、円もドルに対し高い方向に動いています。いまはトレンドフォローではなく少数派になって果報を待つ作戦のほうが有利だと投資作戦を変更することにしました。」と題し、市場の状況判断のポイントと、それに伴う投資作戦を、具体的企業を挙げながら解説しています。

 さらに、決算発表を踏まえて候補となる2社を含め、研究銘柄候補全7社を取り上げ、それぞれ株価位置の確認などを行っています。


 金曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。
 是非この機会にご購読下さい。


【2016研究銘柄パフォーマンストップ3】

 1月12日~11月22日配信分 全45銘柄 12月16日現在

 1位 エージーピー(9377)+233.33% 3月29日配信
 2位 エージーピー(9377)+213.68% 8月9日配信※
 3位 東京ラヂエーター製造(7235) +117.09% 7月5日配信

 ※この銘柄は2回配信しました。

 パフォーマンス分布
 +100%以上   3銘柄
 +50%~100% 2銘柄
 +25%~50% 14銘柄
 +10%~25% 15銘柄
    0~10%  8銘柄
 0%以下      3銘柄

 42勝3敗となりました。なお、配当・優待は加算しておりません。
 詳細は、こちら


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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