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有料メルマガライブラリから(206)機関投資家と違い1年毎の運用成績で縛られない事を活かす

2016/11/18 03:02 投稿

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 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=機関投資家と違い1年毎の運用成績で縛られない事を活かす=
 (有料メルマガ第350回・2015/10/6配信号)


※注 2015年10月現在の内容ですので留意下さい。


【前略】


 私は過去に、年間経常利益が20億程度の企業のIRをみて、のけぞってしまった事がありました。11億円もの手形不渡りをくらい、手形を発行した企業は破産したという情報が開示されていました。

 この発表は決算短信の発表の翌日のIRに出たのですが、無念ながら私はそのIRを見逃していたのです。気がついた途端に、即売ってしまいました。


 投資する企業の有価証券報告書や決算短信を見る人も、なかなかIRをつぶさに見て投資行動を決定している人は少ないように思います。

 毎日のように売り買いを繰り返すデイ・トレーダーなら見逃すことは少ないと思いますが、中長期で投資をしている投資家で、多くの企業に分散投資している投資家には、全ての持ち株のIRをこまめにチェックすることは負担が大きすぎると感じます。

 しかしマイナス情報を知ったとき、『これは非常にまずい』と考えたら、素早く自分の方針を決めて、その方針に基づいて、投資行動をとる瞬発力を鍛えることも大事です。

 もちろん、迷うことも多いです。そして投資行動をとった結果、損失を大きくしてしまったり、儲けを減らしてしまうことは、株式投資では日常茶飯事です。そのたびに、その失敗を悔やんで引きずって、本当にやる必要のある大切なことをおざなりにしてしまうほど、バカらしいことはありません。時間の無駄遣いなのです。

 ストック型ビジネスを展開している企業には、主要顧客が倒産しても自社の事業が継続できなくなるような大きなリスクが発生することは少ないです。

【中略】

 だから、自分の株のポートフォリオを構築していくときには、その中にストック型ビジネスモデルの企業の中から、膨大な資産を蓄えている銘柄を加えていくことも良い方法です。

【中略】

 したがって、現在や未来の世界の経済情勢を見据えて、ポートフォリオの銘柄を変えていくことも必要な事です。

 「男子三日あわざれば刮目してみよ」という格言もあるように、自分も自分のポートフォリオも成長するために変化をいとわず、変化かつ進化していきたいですね。

 私の投資方針も投資技術も日々の株式投資の実践の中で、少しずつではありますが成長を続けています。『変る鉄則』と『変らぬ鉄則』があるように、投資にも基本的で大切なことは、あまり変化することはありません。絶対変えてはいけない基本ももちろんあります。

 自分の経済環境や体調が変化すれば、投資スタイルを変えないと、身の破滅に陥ることもあるでしょう。


 でも、人間は変われるものです。たった三日会わない間に、まったくの別人になっている人もいるのです。

 人間は毎日眠ります。これは再生の儀式といっても良いと思います。辛いことがあっても、悲しいことがあっても、一旦眠り、目が覚めたときは別のあなたがそこにいる。そう考えることによって、人間は生きることの重荷から開放される面もあるのです。


 人間が変わっていくように、企業も変わっていきます。ストック型ビジネスモデルの企業は、製造メーカーや医薬品メーカーのように一気に変わることは少ないかもしれませんが、着実に成長のための事業計画を立てて、少しずつ進化しています。

【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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 また、コラムでは、「日本株だけが失神して大きく下げたのに、米国株は失神すらしないで大きく上げてしまった。上にも下にも大きく動く日本の株式市場ですが、投資する企業のファンダメンタルズを調べていればうろたえることも無かったなと感じます。」と題し、トランプショックで大きく下げたあとのリバウンドをうまく拾った事例を挙げ、企業調査とリスク管理の重要性に言及しています。

 さらに、トランプショックで下落したが、予想より好業績の企業を今後の研究銘柄候補として、大型株から5社、中小型株から4社を挙げています。

 金曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。
 是非この機会にご購読下さい。


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詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

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(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)



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