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 読者の皆様、いつもご愛読有難うございます。


 このメルマガは1999年11月にスタートしたそうですので、もう創刊時の執筆陣は17年以上も日々、日常のお仕事に従事しながら執筆を続けてきたことになります。

 継続は命です。

 こうやって皆様と執筆陣が日々の暮らしとともに歩んできたことは何事にも代え難いことのように思えます。長年のご愛読に創刊者の一人として心より御礼申し上げます。


 さて、そうした本メルマガを通じて読者の皆様が山あり谷ありの相場商品でもある株式に投資されリスクテイクされてこられたと思いますが、まだ初めて本メルマガを読み始めたという読者もお見えになるかも知れません。

 つまりまだ株に投資したことがない若い皆さんもお見えになるのかも知れません。経験豊富な読者にとってはごく当たり前の世界でも経験の浅い投資家やまだ未経験の投資家のために本日は一言、お伝えしておきたいと思います。


 新聞の株式欄には多くの銘柄の株価が掲載されていますので、ご覧になっているかと思います。またオンライン証券で売買されている方、これから株式投資されようという方、最初は多少緊張感があるかと思いますが、皆さんがまず選定しないとならないのは銘柄になります。
 どのような銘柄に投資すべきかはきっかけは何であれ投資家が自己責任で決めるべきことです。


 人から聞いたでも良し、新聞や雑誌を見てでもよし、テレビCMを見てなどきっかけは何でも良いのです。

 最近はネット上にも企業情報や投資情報はあふれていて、投資家の情報源は多様化しています。


 投資の世界は奥が深く、銘柄の選定一つでも多種多様にありますが、元を辿れば同じものになります。

 元になるのはつまりお金です。どのような投資家であろうと100万円は100万円、苦労して貯めたお金だろうと楽して得たお金だろうと同じ100万円です。


 若い皆さんはお金を毎月得て使わない生活費を貯金に回して1年、2年、3年と経過して貯蓄していきます。
 そうすると人によっては差しあたって使わないお金が貯まっていきます。
 人がお金をどう使おうと勝手ですが、若い時代に浪費しないで一定の資金を貯蓄したら、株式に投資してより高いリターンを得たいものです。

 ただ、問題となるのは損する可能性のある予期せぬリスクもあることです。


 キャッシュで保有していれば金利はほとんどゼロに近い状態である一方、値下がりのリスクも受けません。一方で株にした途端に値下がりしたり、時には倒産して紙屑になったような事例もあります。その代わりに1年に1、2回の配当金を得られたり、株主優待制度を受けられたり、時には株価の値上がり益を享受したりと銀行に預けている以上のリターンを得ることもあります。
 それは同じ株式でも銘柄に違いがあって得られるリターンが異なりますので投資する前に自らが銘柄を分析して判断を下す必要が出てくることになります。

 これは株のベテランだろうと初心者だろうと同じです。


 ではどうやって株式投資に際して有望な銘柄を見つけられるのでしょうか。

 それを一緒に考えていくのがこの億の近道ということができます。


 株価を形成する基本は投資対象となる企業(銘柄)の業績(短期・中長期)となります。ただ、株価は市場の需給や市場環境、マクロ経済のファンダメンタルズによって変化して参ります。個別銘柄の需給要因にも左右されます。

 短期では判断が難しいとしても中長期でリスクを時間分散したり、いくつかの銘柄に分散するなどによってかなりリスクは抑えられます。


 その処方箋の一つがポートフォリオ運用です。

 期間を3か月から半年間に限定してポートフォリオを構築して株式運用を楽しまれている多くの投資家が本メルマガの読者にもお見えかも知れません。


 ということで、リスク多き株式投資を楽しむためにも本メルマガをご愛読願うなどして頂きながらまずは単元株100株、10万円、20万円からでもお気に入りの銘柄や自らが分析して面白いと感じられる銘柄に投資されて、株主になってみてはいかがでしょうか。


 あなたも今年の冬のボーナスの一部で今日から株主。
 但し、投資は自己責任でお願いします。

 相場は山あり谷あり。リターンあるところにリスクもあり。
 トランプショック後の乱高下。

 ポジティブな意見、ネガティブな意見、相場の世界は常に変動を伴います。
 再び訪れるかも知れないショック安に備えつつ前向きに自らの目で銘柄選びを行い、リスクマネーを投じることで投資経験として積み重ねて頂きたいと思います。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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