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 株価の変動は摩訶不思議な世界です。おそらく今話題のAIが進歩してもそれをうまくとらえることは不可能に近いかも知れません。
 ただ、一方で株価変動は人のなせる業でもあり、その変動はある前提条件によって左右されることからAIが株価を捉える時代もやってくるという考え方もできます。


 皆さんもご自分が保有されている銘柄の株価がなかなか上がらないという不満をお持ちになっているかも知れませんが、株式投資のリターンは忍耐と引き換えに得られるものだという考え方もできます。


 全体相場が過去2年ほどの間に1万4000円台から2万1000円程度の間で変動してきた中で株価は膠着状態。為替変動に影響を受けやすい全体相場を相手にしていても資産は大して増えないとなれば、そこで一工夫してみる必要がありそうです。


 現在は終盤を迎えた米大統領選でトランプ候補のよもやの当選がリスク要因となり市場は英国のEUからの離脱の時の心境になってきました。仮にトランプとなってもどう対応しておけば乗り切れるのかを冷静に考えておく必要があります。
 日本時間の7日から9日までの3日間がひとまず正念場となります。


 まるで丁半博打のような世界ですが、大方の予想は依然としてヒラリー候補優利との見方がなされていますが結果は神のみぞ知る訳ですから油断は禁物。警戒感が強かった分、ヒラリー勝利は株高につながる一方で何を言い出すか分からないトランプ候補の勝利は市場リスクを高めることになるとの警戒感から下振れを覚悟する向きが多いと見られます。

 とは言え、一応は新たな大統領誕生で年明けからの4年間は政策が見えてきます。トランプもヒラリーも保護主義的な政策を打ち出すことは明らかです。但し、米国初の女性大統領候補ヒラリーが選ばれたとしてもメール問題から確たる政策が打ち出せるのか疑問を呈してしまいます。


 いずれにしても株式相場は選挙後も波乱を余儀なくされるとの予想をしておかないとなりません。


 そこでトランプ選出の対応策としては隠れ防衛関連銘柄の組み入れ比率を高めること。トランプ選出に備えて市場では三菱重工を買えなどと言う向きもありますが、もしヒラリーとなればその分パワーを失います。正面切っての防衛関連銘柄ではなく、今は目立たない今後の防衛関連銘柄に投資する必要があるのではないかと思われます。


 そこで直近人気の高まりが見られる多摩川HD(6838・時価117円)、アドソル日進(3837・時価1323円)に焦点を当ててみたい。

 いずれも今はまださほど目立ちませんが防衛関連といえます。
(続きは有料メルマガ11月7日号で)


(炎)


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