今週の日経平均株価は前週末比で1.4%の下落。
米国株は2Qの決算発表が多数行われたが、事前予想を若干上回ったため、上値は重いものの堅調に推移となった。
日経平均株価は週末の日銀政策決定会合を控え様子見が続き、日経平均は小幅に推移した。
週末の日銀政策決定会合はETFの買取り総額をほぼ2倍とする追加緩和を受け、債券の買い入れ増額やマイナス金利の拡大等、為替の円安方向に動く材料に期待していた向きの円買いにより株価は下落。
大引けまで為替は円高水準にとどまったものの、日経平均はジリ上げし、発表前の水準を上回って取引を終えた。
今回の追加緩和の内容はETFの買取りの増額は為替にはインパクトはないが、株価には大きなインパクトとなる。
現在、一回350億円程度の買い入れオペレーションが2倍の700億円になったことで株価下落時の下支え効果はより効果的になろう。
個別株に与える影響も大きくなり、日銀の保有割合が多い、ミツミやファーストリテーリングの浮動株の減少による上昇の思惑相場もあるかもしれない。
(Bコミ)
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