今週の日経平均株価は前週末比で大幅に上昇。
堅調な米国株と与党の参院選の勝利やヘリコプターマネーの話題から為替が円安に振れたことにより日経平均は大幅に上昇した。
参院選で改憲勢力が3分の2を占めたことで安倍政権は改憲に舵を切り、経済対策がおろそかになると思われたが、国債発行による補正予算の話題がでたことで期待の買いやショートカバーを巻き込んで日本株は上昇した。
その後も円安が進んだことで日経平均は週の高値で取引を終えた。
7月14日の大引け後にヴィレッジバンガードが株主優待の改悪を発表した。
約17万円の投資でヴィレッジバンガードの1万円分の商品券が貰える株主優待が設定されていた。
雑貨は原価率が低いと言えども非常に手厚い優待で個人投資家にファンが多かったが、約3年続いた株主優待も昨日、商品券が2000円ごとに1000円の株主優待利用可能となり、最大50%引き券に改悪された。
改悪を受け株価は前日比で20%前後下落した。
株主優待の改善・改悪は企業が設定する制度であるため、株主優待株の投資は改善・改悪の可能性を頭に置いて企業の業績を注視しつつ投資すべきである。
特にお得感を感じる株主優待は個人投資家が多数保有しており、改悪時には長期の株価の調整を覚悟しなければならないため、買い過ぎには注意したい。
(Bコミ)
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