イギリスのEU離脱を問う国民投票を23日に控え、リスクを回避する売りが週を通して見られた。
16日の日銀政策決定会合では政策の現状維持が発表された後、為替は円高、日経平均は大幅に下落。
16日夜に米国株が前日比プラスに転じるなど下落相場に一旦の落ち着きが見られたことで日経平均は反発し、週の取引を終えた。
新興市場はそーせい等の人気株が総じて崩れたこと、IPOに資金が集中したことからマザーズ指数が前週末比で18.4%下落した。
相場の下落により、個人投資家を中心に信用取引の建玉整理が、株価を一段と下押しした。
低位株もアジアGTHDなど一部は堅調な銘柄があったものの、仕手株として人気のエイシアンスター等が大幅に下落銘柄が多かった。
低位株は信用買い残が多い傾向があり、下落相場では建て玉の整理が進む過程で大きな調整が見られる。
裏を返せば購入のチャンスであり、業績のしっかりした銘柄を拾って低位株の醍醐味である値幅を獲得したい。
(Bコミ)
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