前回の本コラムでも報告した低PBR銘柄の多さ(全体の半分がPBR1倍以下)は現在の日本の株式市場を象徴しています。決してマスメディアが伝えない現実を投資家は真剣に考えないとなりません。
ただ、そうした市場に存在する低PBR銘柄への投資が本当にリターンをもたらすのかは誰しもわかりません。
なぜこうした状況になっているのかは極めて構造的なものかと見られます。低PBR銘柄の多くは財務内容が悪化していて実質的には割安感がないものも多い のかも知れません。財務内容が良好な銘柄はIR不足だったり、業績が不安定で四半期で評価するようになった短期投資家はネガティブに見てしまうことが多 い。低PBR銘柄のかさ上げ相場が見られると株式相場は大きく好転してくると信じて当面の相場に取り組まれると大きく外れることはないと考えています。
低PBR銘柄への投資リスクは流動性に乏しいために起きる全体相場の換金売り時に時価で売れないということに尽きます。
それでも時価が市場平均の評価を大きく下回っていれば大きな下値不安はないとも言えます。PER、PBR、配当利回りの3本の投資の矢に焦点を当て、下 値メドを予め設定して投資リスクを限定させてポートフォリオを構築すれば投資家は年率10%程度の安定した運用利回りが期待されます。
とにかく低PBR銘柄が多すぎて手に負えないのが今の株式市場。銀行に預けるキャッシュがあればそうした株に投資しておけばいつの間にか大金持ちになっているのかも・・。と淡い夢を心に秘めて銘柄研究しながらポートフォリオを構築して頂く必要があります。
さて、皆さんは通常は増収増益銘柄に投資しようとお考えになるのかも知れませんが低PBR銘柄への投資は今期の業績見通しがたとえ減収減益であってもチャンスを生み出すことになります。
時間はかかるでしょうが、減収減益の背景を分析して少しでも業績が上方修正される可能性もある銘柄をピックアップしてポートフォリオを組んでみてはどうでしょうか。
【参考】
【炎のファンドマネジャー作JASDAQバリュー株ポートフォリオ】
今期減益見通しの低PER、低PBR、高配当利回りのJASDAQ銘柄で構築した300万円ポートフォリオ(5銘柄構成)
(目標運用期間6月3日終値⇒10月末終値)
1)大成温調(1904・JQ)
2)テノックス(1905・JQ)
この他の構成銘柄や各銘柄の投資額については、私の有料メルマガをご参照ください。http://www.honohfm.com/
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
ただ、そうした市場に存在する低PBR銘柄への投資が本当にリターンをもたらすのかは誰しもわかりません。
なぜこうした状況になっているのかは極めて構造的なものかと見られます。低PBR銘柄の多くは財務内容が悪化していて実質的には割安感がないものも多い のかも知れません。財務内容が良好な銘柄はIR不足だったり、業績が不安定で四半期で評価するようになった短期投資家はネガティブに見てしまうことが多 い。低PBR銘柄のかさ上げ相場が見られると株式相場は大きく好転してくると信じて当面の相場に取り組まれると大きく外れることはないと考えています。
低PBR銘柄への投資リスクは流動性に乏しいために起きる全体相場の換金売り時に時価で売れないということに尽きます。
それでも時価が市場平均の評価を大きく下回っていれば大きな下値不安はないとも言えます。PER、PBR、配当利回りの3本の投資の矢に焦点を当て、下 値メドを予め設定して投資リスクを限定させてポートフォリオを構築すれば投資家は年率10%程度の安定した運用利回りが期待されます。
とにかく低PBR銘柄が多すぎて手に負えないのが今の株式市場。銀行に預けるキャッシュがあればそうした株に投資しておけばいつの間にか大金持ちになっているのかも・・。と淡い夢を心に秘めて銘柄研究しながらポートフォリオを構築して頂く必要があります。
さて、皆さんは通常は増収増益銘柄に投資しようとお考えになるのかも知れませんが低PBR銘柄への投資は今期の業績見通しがたとえ減収減益であってもチャンスを生み出すことになります。
時間はかかるでしょうが、減収減益の背景を分析して少しでも業績が上方修正される可能性もある銘柄をピックアップしてポートフォリオを組んでみてはどうでしょうか。
【参考】
【炎のファンドマネジャー作JASDAQバリュー株ポートフォリオ】
今期減益見通しの低PER、低PBR、高配当利回りのJASDAQ銘柄で構築した300万円ポートフォリオ(5銘柄構成)
(目標運用期間6月3日終値⇒10月末終値)
1)大成温調(1904・JQ)
2)テノックス(1905・JQ)
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