日経平均が15500~17500のレンジで膠着する中で、ドル円は110円に迫るドル高になっている。
前回安値の105円台がサポートされ、麻生財務相の介入の準備があるなど円高牽制発言も一応功を奏している。
ただこれでドル安のトレンドが終了したわけではなく、あくまで自立反転の域をでていない。
IMMの通貨先物の取り組みを見ると円ロングが相当たまっていたためにドル円もかなりショートに傾いており、このショートの買戻しがドル円を105円台から109円台に押上げたのだろう。
また輸入勢も105~106円レベルは相当買ったようで、これもドル円のサポート材料になった。
しかしあくまで自立反転で、多くの輸出企業が社内レートを105~110円に設定しなおす中で110円付近からは輸出企業の売りが控えており、110円を大きく抜けるの難しいだろう。
107~110円のレンジで推移するのではないだろうか。
(YEN蔵)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
前回安値の105円台がサポートされ、麻生財務相の介入の準備があるなど円高牽制発言も一応功を奏している。
ただこれでドル安のトレンドが終了したわけではなく、あくまで自立反転の域をでていない。
IMMの通貨先物の取り組みを見ると円ロングが相当たまっていたためにドル円もかなりショートに傾いており、このショートの買戻しがドル円を105円台から109円台に押上げたのだろう。
また輸入勢も105~106円レベルは相当買ったようで、これもドル円のサポート材料になった。
しかしあくまで自立反転で、多くの輸出企業が社内レートを105~110円に設定しなおす中で110円付近からは輸出企業の売りが控えており、110円を大きく抜けるの難しいだろう。
107~110円のレンジで推移するのではないだろうか。
(YEN蔵)
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