週初、9日は前週末の米国株式が堅調であったこと、外為市場で円高・ドル安が一服したことなどを受けて、7営業日ぶりに上昇。その後も、円安傾向が続いたことなどを背景に12日まで4日続伸しましたが、週末13日は戻り待ちの売りが優勢となり、反落して終えました。
来週は、国内では18日に、16年1~3月期の実質GDP成長率(1次速報)が発表されます。
うるう年効果を除いた実質ベースでは2四半期連続でマイナス成長になるとの見込みもありますが、国内景気の減速傾向が再認識されれば、伊勢志摩サミット(5月26~27日)に向け、政府の景気対策に期待が高まるものとみられます。
一方、米国の景気指標も堅調な結果が相次ぐようであれば、再び円安が進行、国内株式相場は引き続き堅調な推移をたどることが期待できます。
(水島寒月)
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