昨日発表の投資家別売買動向での先週の外国人投資家は79億円の売り越し。13週連続で売り越しとなったものの、売り越し額は小幅に留まった。

 為替が円高方向に推移しても日経平均は下げ止まっていることから為替と日経平均のプレーヤーの需給が異なっているのではないかと考えている。

 来週以降は需給の落ち着きと共に反転に期待したい。


 先週は株主優待を取得するために単純にクロスをせず、相場観を活かしながら株主優待を取得するのも面白いと書いた。

 応用編として逆日歩が付きそうな銘柄を一般信用でショートして、制度信用でロングすることで逆日歩を貰うトレードも収益チャンスは存在すると思う。
 ※一般信用は逆日歩が付かない


 3月は決算期の銘柄が多すぎるので決算期の会社が少ない月には有用な手法ではないだろうか。


 3月はアドアーズのように信用買い→現引きしたが、株券が受け渡されずフェールしてしまい、株主優待分を現金で証券会社が補てんするなど貸株市場の混乱も見られた。

 4月以降はフェールしそうな銘柄を狙って売買するのは難しいが、高利回りの人気優待に着目してみたい。


(Bコミ)


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