岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/12/15
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、過去記事から「悩めるクリエイター相談」の特集をお届けします
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お勧め記事一覧
質疑/これからアニメーターはどうなっていく?
「今後、アニーメーターという存在は、どのようになっていくのでしょうか。わたしは、今後アニメーション、とくに紙で書いて動かすアニメーションが今のように存在し続けられるのか、疑問を抱いています。今は普通にアニメというものをみることができてますが、果たして20年後30年後、今のように紙で書いたアニメを多く見れるとは思いません。今はまだ素晴らしいアニメーターが活躍していますが、果たして今後、その技術が受け継がれていくのか不安です。これからアニメーターという存在はどのようになっていくのでしょうか? アニメーターの未来について返答のほどよろしくお願いします」
紙で書いて動かすアニメーションというのは今、生きているアニメーターの世代で正直終わりだと思うんだよね。
確かに紙でないとできない部分も多いんだけどさ、アニメ業界が経済的に限界があるというのは、みんなも知ってるよね。
というのは、まず、僕たち自身がコンテンツを金を払ってみるという習慣がなくしてしまってるからだよな。
質疑/京大法学部へ進むべきか、アニメを作るべきか
「将来、何もなりたくなく、ただ行きたいというだけの理由で、京都大学の法学部へ進学すべく勉強をしていました。ですが最近、以前のような気持ちでペンを取ることが出来ないのです。幼い頃に夢見た、アニメ業界で働きたいという思いが心を染めています。これは逃げなのかもしれません。私はどうしたらよいのでしょうか? このままでは、どちらも不本意に終わってしまいそうで、怖いです」
質疑/パクリとデザインの境界線は?
「某有名デザイナーの盗作が問題となっていますが、岡田さんにとってパクリとデザインの境界線はどこだと思いますか?」
Kindle読み放題の時代の「売り方」とは?
「Amazon Kindleの月額980円で電子書籍読み放題を始めました。私は文筆業をしていますので、出版社に負担を強いるAmazonに不信感を抱いてしまいました。しかし、消費者の立場になるとありがたいサービスでしかありません。今は数が出ることで出版社、著者にも売上がプラスになると思うんですが、この先もAmazonの言いなりになっていったら更なる負担を出版社に強いてくるのではないでしょうか?」
ネットによってみんなが本を読まなくなるということのほうが本当の問題であって、どの本がどういう売られ方をして売上が下がるっていうのは、どちらかって言うと社内問題の気がするんですよ。
出版業界の中の業界内問題であると思うんで、読まれている限りは色んな方法でビジネスの仕方があると思います。
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