岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/09/11

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2014/10/19配信「『妖怪ウォッチ』解説、『 アオイホノオ』、電脳救助隊 全部乗せ」の内容をご紹介します。
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2014/10/19の内容一覧

質疑/ゼネプロってどうなった? /負け組になる恐怖から助けて

「自分も世間を騒がせる犯罪者に……黒子のバスケ脅迫事件の犯人の意見陳述を読んで以来、妙に共感してしまい、自分もなにか世間を騒がせる犯罪者になる気がしてなりません。まだ犯人ほど年をとっていませんが、今の状況から自分が負け組になる日が一日一日近づく恐怖におびえて、家から出られない生活が続いています。怖いです。助けてください」

 ストレートだね。はい。
 あのね、こういう時、両方、方法2つあって、3つかな。3つだな。
 1つ目。
 フランス人じゃないよ。ちゃんと3つ考えてから言ったから。
 1つ目はリア充になるということなんだ。つまり、この人は黒子のバスケ脅迫の犯人を読んで、同調してしまった、どうすればいいだろうかっていうのは、その意見陳述書が原因じゃなくて、現状が原因なんだよね。現状がここに自分が書いてあるように、自分が負け組になる日が一日一日近づく恐怖って書いてあるんだけども。
 恐怖はその一日、負け組になるかもしれないと思ってることが恐怖なんだ。
 だから、それを乗り越えるためにリア充として生きるっていうのが1つ。
 ただ1つ目なんだけども、それは言っちゃえば、今の稼ぎのより、20パーセントずつ毎年、毎年あげて行けってことなんだよね。
 人間ていうのは収入が少しずつでも上がってる限り、あまり負け組な感じがしないんだ。あらゆる経済評論家が経済の活性化がとりあえず万病に効くって言ってんのはこのことで、人間っていうのは国が総生産が上がってたり、国民のひとりひとり、家庭の1件1件の所得が毎年毎年あがってる時は本来だったら出てくる問題もわりと抑えることが出来るし、それは日々の中で勝手に解決したり、無意味化したりする問題も多いの。
 だから、所得を上げろというのはじつは万病に効く薬でもある。
 コメントで書いてある通り、美大受験予備校生22歳というのはそろそろ、俺は今さら美大に入っても駄目なんじゃないのかというふうに追い込まれている時でもあるんだけども、それもやっぱり美大に入ってこんなことをしようとか、美大に入らなくても大丈夫というようなリア充的思想でもなんとかなるかもしれない。
 ただし、これは1番目の方法でわりと難しい。
 なんでかっていうと、所得を上げなきゃいけないとか、大学受験通るとかそういう現実的な成功を前提としている。

 2つ目は既存の価値にすがるというやつで、ぶっちゃけ言えば宗教を始めるということだよね。
 始めるというのはつまり、もうお坊さんになるとか、いわゆるそういう自分が負け組なんじゃないかと言う不安に押しつぶされそうなんだったら、それごとすべて宗教の世界に持ってちゃって、近所のお寺でもいいから、座禅でもいいし、あと怪しげな新興宗教なんかならどこでもいい、キリスト教でもいいし、曹洞宗でも、臨済宗でもなんでもいいから、いわゆる神様にすがるという方法。
 これは僕らついつい忘れがちなんだけど、案外、効いたりするんだよ。

 3つ目はそう思ってるんだったら、もう一緒に電脳救助隊やったらっていうのが僕の答えだよ。
 つまり、これ何かっていうと、そういう問題を持ってる人間はより深い悩みに対して、親切にしてあげるしか解放手段っていうのはないんだよ。

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