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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「橘玲『幸福の「資本」論』から考える、友達はいる?いらない?」

2018/08/27 07:00 投稿

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岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/08/27

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2018/08/19配信「友人不要論は正しいのか?!橘玲の『幸福の「資本」論』をもとに解説!」の内容をご紹介します。
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2018/08/19の内容一覧

友達は何のために不要なのか

 僕も、大学で講義していた時は「わざわざ友達を作ろうとするな。勝手に出来た分に関してはしょうがないけど、出来るだけ距離をとれ」と言っていたんです。
 なぜかというと、「大学というのは、自分の時間を最大化して好きなことに集中するための場所なんだから、そこで友達なんか作ってどうするの?」って、マジで思ってたからなんですけど。
 でも、これを実行できる人というのは、極少数なんですよ。そもそも、中学校や高校の時から、1人でいても平気なやつが、いわゆるクリエイターとして伸びて行くわけでですし、そうじゃない人にこんなことを言ってもしょうがないんですよね。
 なので、言っても無駄だから、最近は、僕も言わないようにしています。

 じゃあ、今日の主題である「友達不要論」とは何なのか?
 林先生やタモリさんや下重さんみたいな「成功者のみが語る弱者を無視した強者の理屈」なのか?
 それとも、友達は本当に不要なのか?

 これを考えるに当たって必要なのは「何をするために不要なのか?」という視点だと思うんですよね。
 なぜかと言うと「必要/不要」というのは、必ず「〇〇をするために~」という主体あっての言葉だからなんですよ。
 「人生のために、友達は必要か? 不必要か?」というふうに拡大解釈するから、大騒ぎになってしまうんです。
 まず、「いろんな生き方があるけれど、自分がこういう生き方をするために、友達は必要か? 不必要か?」というふうに制限しないと、変なことになっちゃうんですね。「成功のため」とか、「クリエイターになるため」とか、いろんな言い方があると思うんですけど、そうやって条件を揃えた上で考えないと、ちょっとズレてしまいます。

 しかし、これに対して「違う! 友達の必要/不必要というのは「幸福」のためだ!」と定義した人がいます。
 僕は大好きだけど、なぜか世間ではあんまり人気がない橘玲さんですね。
 彼が去年書いた『幸福の「資本」論』という本の中に、大変面白い指摘があったので、今日はこれをベースに「友達不要論」を考えてみたいと思います。
 これが『幸福の「資本」論』です。
 「あなたの未来を決める3つの資本、8つの人生パターン」と表紙に書いてあります。

 この本の中で、橘玲さんは、「幸福であることを条件付けるものは、自由、自己表現、共同体=絆の3つであり、これらはしっかりした土台の上に設計すべし」と書いています。つまり、幸福な人生に必要なインフラストラクチャーというのを、「自由」、「自己表現」、「共同体の絆」という3つに定義しているんです。
 そして、「自由というのは、金融資産の上に建っている。自己表現というのは、人的資本の上に建っている。共同体=絆というのは、社会資本の上に建っている建物である。だから、この土台がユルユルしていると、3つとも実現しない。この3つが自分が幸福になるための条件である」と続けます。

 だからといって、「これらは3つすべてがないと駄目だ」とは言ってないんですよ。
 この辺を注意しなきゃいけないんですけど、「幸福とは、この自由、自己表現、人との繋がりの3つで構成されていて、このどれかが欠けていると「意識すると」人は不幸を感じる」と言っているんです。
 注意しなければいけないのは「意識したら不幸を感じる」という部分です。「欠けたら不幸になる」という意味じゃないんですよ。

(続きはアーカイブサイトでご覧ください)

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